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2016年12月17日土曜日
ドル円、NYダウ、日経225 1時間足 ボラティリティの状況
ドル円、NYダウ、日経225 1時間足 ボラティリティの状況
日露首脳会談と米国の中古住宅指標を通過し、為替も株もレンジ相場へ。
日経は19000-19200円、ドル円は117円台で来週火曜日の日銀会合か。
貿易収支も発表されるが黒字継続のはずであり、需給からは円買いの発生も予想される。
ドルインデックスは100を超えているため、NYダウに悪影響となっている。多少のドル安にならないと米株は上昇しにくい。
上記のレンジ内で日銀会合結果待ちとなると、ボラティリティ縮小に伴いOP売りポジションに有利となる。
月曜・火曜はほかに重要指標も無く日銀次第。
なおFOMCの結果から115円を突破しているため、115円台までは戻りの範囲内となる。
ドル円が115円台に下げたところでNYダウが20000ドル突破、でも不思議ではない。
日経平均は3兆円分の日銀ETF買いが来年半ばまで継続予定だが、来週の日銀会合でETF買いの継続有無について黒田総裁からコメントあればこれも株価を動かす要因となる。
なお上場株の時価総額は550兆円以上あり(JPX公式サイトより)、日銀による年間3兆円のETF買いでも相場を操縦するといえるほどのインパクトは無い。
結果、ドル円、日経平均ともに現在の水準からやや下げて(円買いとなり)火曜日の日銀会合を迎えるか。
上昇トレンドは収束しボラティリティの縮小傾向から、レンジトレード向きの相場となっている。
次にトレンドが発生するとしても来週の黒田総裁会見以降になるため。
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