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2016年12月13日火曜日
FOMCで0.5ポイントの利上げ?
一部の政治系ブログでアメリカFOMCの利上げが0.5ポイントになるのではないかと憶測が出ている。
仮にそうなれば株式・債券市場に混乱が起きるが、実現可能性は低い。 利上げおよび来年の利上げ見通しが強気、USドルが高金利へと向かう場合、 今後数か月程度の期間で見れば株価は一時下げに転じる。
1月のトランプ大統領就任時に株価は大きく下げた状態からスタートとなる。
FOMCでは0.25の利上げで、かつ翌年の利上げ見通しが3-4回程度が市場のコンセンサスであろう。
利上げ見通しが急な場合、ドル買いが強まるがしかし株式にはマイナス、とくにドル高の影響を受けるのはNASDAQ市場。また米国債も高金利(=債券価格は低下)へと向かう。
FOMCと日露首脳会談があるため、日経225がここから数日で19500円を超える可能性は極めて低く、上値では売りに押されやすい。
またGBPやAUD、NZDなどの金利が付く通貨については、利上げ予定の対ドルでは継続的な上昇は見込めないはずであるが、これもFOMCの結果次第となる。
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