元号変更に伴う特需発生を見込んだ日本株買い？
一部為替系ブログにて、やんごとなき理由でドル買いとのコメントが見られたが、日本株の強さおよび最近の政治報道と合わせて考えると、今上天皇の退位および新天皇への皇位継承に伴う特需が発生するとの見込みが立てられる。あるいはその見込みの元に、日本株を買い進めている勢力がいるのかもしれない。
ドル円は１１７円台ローまで反落、円高となっているが日経平均は下がらず１９３００円台を保っている。
日経２２５が１９０００円および１８５００円まで下げても下値で買いが入りやすい環境であり、株価指数が下げたところで、特需が見込める現物株の買い、が現在のマーケットで狙いやすいのかもしれない。
昭和→平成に元号が変わった時にどのような分野の銘柄が買われたかをチェックすれば、 今回の元号変更で変われる銘柄も連想できるだろう。
結果、今週の日銀会合を無風通過で円買いおよび日本株売りが発生したとしても、その後に特定の内需型日本株は買われるという前提で、為替はドル円や欧州通貨のクロス円を下値で拾う展開か。ただし実需では貿易黒字による円高連想が働くため、ドル円の１２０円より上はイメージしにくい。
豪ドル円、NZドル円、ランド円など高金利通貨のクロス円は、アメリカ利上げサイクルに伴って上値は厳しいと考えられる。（先週の記事を参照）
ポンド円、ユーロ円には上値期待が残っているが、豪ドル円、ランド円等は年末に向けてショートからのほうが入りやすいか。
今上陛下の“高齢譲位”と新天皇の御大礼 所功氏 - 論：中外日報
http://www.chugainippoh.co.jp/ronbun/2016/1007.html
DVD 相場で道をひらく7つの戦略 ～短期売買実践編～ 西山孝四郎、パンローリング
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