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2016年12月17日土曜日

ドル円、日経平均225先物、NYダウ30、WTI原油の日足 トレンド系指標の状況



ドル円、日経平均225先物、NYダウ30、WTI原油の日足 トレンド系指標の状況、石原順チャート。
ボリンジャーバンド 0.6シグマを割り込めば上昇トレンドは終了。割り込むまでは目先下げても一定の買いオーダーが入る。標準偏差ボラティリティ、ワイルダーADX14日は上昇トレンド維持。
これらの指標が形状を変えればトレンド相場は終了でレンジ相場入りとなるが、事前にいつそうなるかチャートからわかるわけではない。各種インジケーターは原資産価格に応じて計算するものであるため。
相場環境の事前予想には、各国政治経済イベントの影響度合いの想定が必要。

ドル円は120円を伺う展開のままだが、日銀会合イベントを控えて小動きか。
日経平均225先物は日露首脳会談のさなか、上値を狙うも19500円台を維持できず、19300-19200円台で来週の日銀会合へ。
NYダウはドル高から上値が抑制されているようだが、ドルインデックスが多少下がれば20000ドルは達成へ。
WTI原油はOPEC・非OPECの原油減産合意により窓明け上昇。上値目処は60ドル。
原油価格の上昇は世界最大の輸出国であるロシアにとって最も有利。次いでサウジアラビア。
原油価格が再び50ドルを割り込むようだと、中東系の投資マネーが2016年初のように日本株から再度引き上げる可能性が出てくる。今後のWTI原油については60ドル以上か50ドル以下になれば他の商品相場へ強い影響を及ぼすと考えられる。

結果、日銀会合までドル円は118-117円台、日経は19000-19300円台が目安。
金融政策で更にポジティブな材料が出れば円安・株高相場継続だが、見込みは薄い。
日経平均は金曜日ナイトセッションでロングの利食いと見られる小幅下げ。月曜・火曜の日中で再度高値を取ってくる可能性は低く、ボラティリティも減少か。

日銀会合後では、ドル円が115円まで反落しNYダウが20000ドル達成、日経平均は19000円台を維持という展開が最も可能性高い。
次いで、ドル円が120円のOPバリアを抜ける展開だが、この場合は125円が次の上値目処となる。しかし貿易収支黒字からの円買いオーダーも予想されるため、ドル円の更なる上昇は可能性低い。
新たな政策が出ない限りボラティリティの拡大は見込めないため、短期ではOP売りにとって有利な環境へ。

ふりかえり。上昇相場における金曜日ナイトセッションでの日経平均逆張り、が機能した週。



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