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2016年12月11日日曜日
EA運用におけるドル円、ユーロドル見通し 2016年12月
EA運用におけるドル円、ユーロドル見通し 2016年12月。
チャートはドル円の4時間足とユーロドルの4時間足。ATR3、15.
ドル円は週半ばにボラティリティが低下したが、115円を上にブレイクし4時間足でのボラティリティは再び上昇している。このため来週もボラティリティの高止まりが期待できる。
ユーロドルはECB理事会の影響でボラティリティが低下していたが、政策決定の発表後にボラティリティが急激に拡大し、1.08のOPバリアを抜けてから急激に1.05のOPバリアを目指す展開。このため来週もボラティリティの高止まりが期待できる。
以下はEAの種類ごとの運用可否の見通し
・ドル円
スイングEA 運用に適しているが、上向きトレンドの可能性が高く、逆張りEAは運用に注意を要する
デイトレEA 運用に適している
スキャルピングEA 運用に適している
レンジトレード、ナンピンEA 上向きトレンドの可能性が高く、レンジやナンピンEAは値幅設定に注意を要する 116円のOPバリアを壁にする逆張り運用は可能
・ユーロドル
スイングEA 運用に適しているが、下向きトレンドの可能性が高く、逆張りEAは運用に注意を要する
デイトレEA 運用に適している
スキャルピングEA 運用に適している
レンジトレード、ナンピンEA 下向きトレンドの可能性が高く、レンジやナンピンEAは値幅設定に注意を要する 1.05のOPバリアを壁にする逆張り運用は可能
・注意すべきイベント
日ロ首脳会談の日には、会談結果の報道が出るまで相場のボラティリティが減少する可能性がある。報道後に急激な動きが発生する事もあり、ストップロス幅の大きいスイングEAは運用に向かない。
まだ重要イベントの日には為替市場参加者が減るために値動きが極端に軽くなる事があり、細かい値幅を狙うスキャルピングEAは運用に注意を要する。
年末に向けては、ボラティリティが減少の場合、スキャルピングEAよりも先にスイングEA・デイトレEAの運用が難しくなる。レンジトレード・ナンピンEAは、ボラティリティが低くてかつレンジ相場において、運用に向く。
スイングEAとデイトレEAの違い。スイングEAは、週単位・月単位でボラティリティが高いと期待できる期間において運用に向く。最近では11月のトランプ相場など。
スイングEAは、週単位・月単位でボラティリティが減少すると期待される期間においては、運用を停止させるほうが良い事が多いが、EAごとに特徴は異なる。
デイトレEAは、1日単位でボラティリティが高いと期待できる日に運用に向く。すなわち重要イベントの当日のイベント発表後や経済指標発表日、価格がOPバリアに接近して防戦売買が発生する市況の場合など。
スキャルピングEAは、ボラティリティが減少する時期でも収益を挙げる可能性が他のEAよりは高いと期待できるが、市場のオーダーが薄くスプレッドが広がりやすい時期、短い時間足で極端に値幅が飛ぶ時期などは、運用に向かない。重要指標の発表前後などが該当する。
すなわち為替市場の参加者が少なくなる時期においては、どのEAも徐々に運用に向かなくなる。レンジトレード・ナンピンEAはそのような時期に他のEAに比べて収益を挙げる可能性がある。
またスキャルピングEAは、日本国内の業者のようにスプレッドが極端に狭い事を前提にして開発およびバックテストしているEAが大半であり、スプレッドが広い多くの海外FX業者では、バックテスト通りにはならない事が多いであろう。
短時間足で売買を繰り返すスキャルピングEAは、VPSのようにデータセンターに存在するサーバーから高速ネット回線を通じてFX業者に接続したほうが有利と考えられ、VPSの特徴やインターネット回線の特徴により詳しい事が、他のEAよりは求められるだろう。
オプションオーダーの解説 「FX取引に役立つオプションの知識」 みんなの外為
https://fx.minkabu.jp/hikaku/fxbeginner/fx-options/
簡潔にまとめると、銀行等の為替オプションオーダーは、設定金額が巨額(ビリオン=数千億円単位)の場合には、為替市場参加者にその価格帯が意識される。時には壁として、逆張りが機能する。
しかしオプションには期限があるため、 期限の日時を過ぎれば売買のオーダーは減っていく。すなわちその価格を上下に通過しやすくなる。
オプション情報については、FX会社ごとに行っている無料のニュース配信サービスや、トレイダーズウェブのサイトを参考にすること。また有料メールでもオプション情報の配信はあり。
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