日経平均225オプション価格比較 2017年1月限
12月12日の週 1時間足 20000円コール 18000円プット
コールサイド、20000円コールはFOMC通過後に60円まで値を下げたが、その後ナイトセッションで日露首脳会談への期待から上値を攻めて150円まで上昇。
しかし会談成果にサプライズはなく、急速に値を戻し金曜日100円割れへ。
プットサイド、FOMC前に短期的な需給がひっ迫し95円まで値を上げるもFOMCがコンセンサス通りで決着すると安心感からOP売りオーダーが出て急速に値を下げ60円へ、さらに木曜日ナイトセッションの日露首脳会談中、日経先物が上値トライに伴いプットは安値圏45円へ突入。
その後は値を戻し60円台で金曜引けへ。
コール側100円割れで、日経20000円台突入は見込み薄いというのが週末時点での市場参加者のコンセンサス。
プット側も18000円OPは100円割れで、結果1月限では18000円割れも見込み薄いというのが週末時点での市場参加者のコンセンサス。
結果、18000円以下・20000円以上ではOP売り手有利買い手不利。
次のイベントは日銀会合のため、結果が出るまではボラティリティ減少か。
ただし原資産(日経225)の値幅がでなくとも、オプション売り手側が増えるとは限らず、よってプット・コールともこのオプション価格が今の水準からさらに下げて火曜日を迎えると決まったわけではない。
日経VIに左右されないOP相場のボラティリティの判断方法。
ATMストラドル 九条清隆 相場観と金融工学
http://blog.livedoor.jp/kkujyo/archives/46743527.html
日経平均をはさんで上下コールプットそれぞれ2銘柄合計4銘柄を足して2で割ると
簡便的なATMストラドルができあがります。
行使価格が125円刻みなので、わざわざ補間しなくても、それなりに誤差の少ないATMストラドルが簡単にできあがります。
日経平均が動くたびにコールプットを入れ替えていけば継続的にATMストラドルをモニター出来ます。
これは残存日数やボラティリティに関係なく、市場の観察データそのものからできますから、便利です。
とくに、週末や大型連休をはさんだときにATMストラドルがどの程度減価するかを見れば残存日数問題からも解決されます。
なおATMストラドルは最終的にSQでゼロになります。
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