西山孝四郎のマーケットスクウェア (2017.3.31放送分)
昨年12月以降、調整相場継続。
貿易不均衡是正に向けた大統領令。
トランプ政権の内紛。
株式は5、9、10月にボラが上がる傾向。
下げ相場になることが多い。
すると、4月末には利食いしておいたほうが良い。
プロでも8割はインデックスのパフォーマンスに勝てない。
戦後相場見ると、年平均で11%上がっていく。
株はプラスサムのゲーム。
日本の今の状況は異常。
11%のうち、9%は10月末から4月末で積まれている。
よって5月からは長期ポジションを持つ根拠が無い。
トランプ相場はもう終わったのか?
未だに経済政策を発動していない。
株が終わるにはまだ早い。
どこまでもう一度株価が上に走るのではないか。
4月は11年連続陽線。
金利の動きが非常に大事であることは変わりない。
アメリカは景気良いというか、長期金利の上昇は鈍い。
短期金利の上げが長期金利より多い、これは株にとって良くない。
日本株は円高になるとどうしようもない。
NYダウとは違う。
まだ相場の賞味期限は終わっていない。
5月はどうせファンドの中間決算などが控えている。
夏までにはポジションを解消したほうがいいだろう。
現在は短いタイムフレームで、ボリンジャー、標準偏差、ADXなどを使ってトレードするのが良い。
金利の動向、利上げの毒が回ってきている。
今のところファンダメンタルズよりはチャートだけ見ているほうが良い展開が続いている。
為替は5円ごとのキリがいいところで止まる。
ドル円のトランプラリーはほぼ半値押しをやっている。
110円を下回ると嫌な雰囲気となる。
オバマケアの代替案が通過していない。
トランプは口先で何かしてくる可能性がある。
NAFTA見直しについて。
トランプは不動産業の人なので、最初に大きく吹っかける傾向がある。
マーケットはトランプのやり方を徐々にわかってきた。
イールドカーブがフラット化してくるとドルの上値はしんどい。
アメリカの10年債利回り、2.3%を下回っている。
景気が良くてFRBが短期金利を上げるなら、長期金利はもっと上がらないとおかしい。
FRBは短期金利をあと2-3回、年内に上げるといっている。
日本株と10年債利回り。
アメリカ国債を買うところがない?金利上昇で買ったらやられるため。
日本株が挙げる要因はNYダウと為替が半々。
国境税について。
もし実施されるとトヨタの業績が4割下がると言われている。
立派な経営者はとは、雇用を維持する経営者。
FRBの金融政策も雇用のため。
マークファーバーのレポート。
トランプ政権の過小評価。
トランプ自体は不動産のレバレッジで勝ち上がってきた人。
政権内で、保護主義的な人たち、ナバロ、バノンなど。
これらと、ムニューシンなどグローバリストが勢いを増している。
揺り戻しが起きているという報道、ファイナンシャルタイムス。
ウォール街は法人税減税に期待している。
ボルカールールの撤廃に期待している。
マークファーバーは法人税減税に効果がないと主張している。
設備投資が出ないと経済は上がっていかない。
日本の設備投資を見たら毎年下がっている。
設備投資の要因は人件費、生産性、規制、金利など。
法人税だけが要因ではない。
フリードマン、政府支出の増加が持続的経済成長に繋がる保証は無い、日本の例から。
クルーグマンは少子高齢化だからダメだと言い出している。
カリフォルニアは民主党の地盤で、トランプが大嫌い。
中国は独裁だから即断即決だが、アメリカはそう簡単に予算配分は決まらない。
トランプの政策はあまり期待されなくなり、金利が最も重要。
個別銘柄。
借金が多い、レバレッジ企業については株を買わない。
金利が上がったら借金が多い企業はアウトだから。
不良債権を抱えているのはオイル、ガスの関連企業。
あとは電気通信、金属鉱山、メディア等。
長期金利が3%くらいまで上がってくると、借金だらけの企業は全部ダメ。
自動車、住宅、商業用不動産など。
FRB利上げ回数が最も重要。
キャッシュフローで銘柄を見る。
日本企業では3銘柄しかない。
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