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2016年10月14日金曜日

上場株式の時価総額グラフ バブル以降の確認


上場株式の時価総額チャート 長期月ごと 1989年バブル期以降
JPX日本取引所の市場別時価総額データエクセルを使用。
赤線は上場株式すべて、青線は1部上場企業のみの時価総額。

上場株式時価総額はバブル期の600兆円がピークで、半値が300兆円であり
この水準から上下に震動している。
2015年5月末に時価総額でバブル期以来の高値600兆円台をつけており、ここが目先の天井とみて売り込んだ勢力がいるのではないか?
 
日銀による金融緩和、資金がジャブジャブという経済アナリストの定型的なコメントとは裏腹に、株式の時価総額はかつてのバブル期とほぼ同水準で頭打ちになっている。バブル期当時と比較して2,3倍くらいの時価総額にならなければ、ジャブジャブとはいえない。

またインフレ率も2%目標には程遠く、消費税UPの影響からか全くインフレになっていない。インフレにならければ、デフレに回帰することは明らかで、直近では民主党政権時代の円高デフレ・株価低迷が思い起こされる。

年末に向けて衆議院の解散総選挙、プーチンと安倍首相の首脳会談等がトピックとなっているが、税制の見直しや歳出削減、インフレ政策が継続されない場合、株価にはプラス材料が乏しい。通貨安による株高のみが頼りでは、「晩秋の円安」(野村正道blog)の季節性需給を過ぎれば再び貿易黒字・円高・デフレへと回帰するのではないか。
 


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