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2017年1月19日木曜日
EA LTP floating systemの最近のエントリーの様子
EA LTP floating systemの最近のエントリーの様子
カワセ係長の無料メルマガ読者へのプレゼントで配られていたEAであり、有料販売ではない。
EURJPY H4用。表示しているテクニカルはEAとは無関係。
青矢印はEAのロング、赤矢印はEAのショート。ストップロスは初期設定で1円10銭幅になっている。このEAは4時間足の始め値で動作するタイプ。
①短期の移動平均を上回った位置でロング。カワセ係長のEAはトレンドフォロー型なので納得できるエントリー。しかしローソクは次の足で移動平均を割り込んだため、ストップロスを待たずに裁量でロスカット。
②21期間の移動平均を割り込んだ位置でショート、これも納得できるエントリー。しかし15SMAにタッチして上に延びる気配があったため、裁量でロスカット。
③再び移動平均を割り込んだ位置でショート、これも納得できるエントリー。EAが設定するTPに到達する前に裁量でTake Profit。
④移動平均を上抜けた位置でロング。これは納得できないエントリー。週末が近いことと、ローソク足が大きく伸びた状態(=ATRが高い)で次の足の始め値でのエントリーは不利になりやすく、移動平均への戻りを待ってロングのほうが良いと思うが、このEAには短期足での戻り待ちというロジックは搭載されていない様子。しかしその後のプライスアクションは結果的にOKで、TPできる位置まで価格が到達していった。
⑤この週は前半に全くエントリーが無かったのに、週末にかけてEAがショート。21SMAに被る位置でのショートは納得できる。結果的にTPとなった。
⑥これは15SMAを若干割り込んだ位置でのEAのショート。週末ぎりぎりのエントリーなので疑問だったが、結果的に翌週月曜日、イギリスのEU離脱問題に関する報道でポンド下落、それにともない円が買われたため、EURJPYも釣られて落ちた格好。結果OKでTPとなった。
⑦12月以来の安値をつけた位置からEAの新規ショート。これは非常に疑問。移動平均への戻りの位置でなく、最安値付近でのショートは不利なため。始め値動作のEAであるために、21SMAへのタッチでのエントリーができないのだろう。
⑧15SMAと21SMAの間でのEAのショート。これは納得できるエントリー。結果的に裁量でLCしたが、問題なし。
⑨21SMAよりも若干上の位置でのEA新規ショート、結果的にFOMCメンバーの利上げ発言報道から日本時間深夜にドル買い発生でEURJPYも釣られて上に伸びたため、LCとなった。
ニュースによる値動きは仕方ないのだが、21SMAを上回る位置でのこのEAのエントリーは非常に疑問。内部ロジックで違う移動平均を使っているのだろうが、市場参加者が最も意識する21SMAを、このEAは見ていないのだろうか?と不安にさせられた。
なお、短期足での戻りを待つというロジックはこのEAに搭載されていないと、カワセ係長は過去のメルマガで明記している。
この範囲内では、⑦のEAのショートポジションが非常に疑問だった。数週間ぶりの安値付近であり、かつATRチャンネルの下限線付近で、価格が反発しやすい位置のため、ショートするには不利な位置のため。
その手前、21SMAで価格が反発して下落しているが、ティック動作型のトレンドフォローEAならば21SMA上でのショートをやるはず。
以上から、長時間足を使ったトレンドフォロー型EAでも、エントリーには短時間足を使うか(ティック動作)、戻りとなる移動平均線上であらかじめ指値をセットしておく(逆指値ではなく)ようなEAのほうが良いのではないだろうか?
このEAもEURJPYのバックテストでプロフィットファクターは1.5以上ある事が確認されているが、このチャートの検証から判断できることとして、移動平均線上で価格の戻りを狙って指値および時間足未確定の段階での成り行きポジションを取るという動作は、このEAはやっていないことがわかる。(21SMAではない移動平均を使っているのかもしれないが、、、)
トレンドフォロー型EA選びの参考まで。
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