西山孝四郎のFXマーケットスクウェア
1月13日放送分 要約
トランプ氏の話は雇用に終始して、新しい話は期待できない
テクニカル的にはドル円エンベロープ13日3%ラインが目安
トランプ政権は予算教書・演説まであまり新材料は無い
ボルカールール撤廃や減税は、ウォール街の勝手な期待でしかない
期待感で100%織り込んでドル高になっていたため、
具体的内容を伴わないとこれ以上のドル買いでは反応しにくい
ドル円などは円売りポジションのたまり過ぎ、投げが出ている
ラリー・ウイリアムズは、シカゴIMMポジションの分析、円売りの投げが出ると警告を出していた
113.74円まで行ったが、下の確認
レンジの確認相場となっている
コアレンジは114-117円のもみ合いが続くだろう
トランプはツイッターでの発言が行き過ぎのまま変わっていない
ドル円は昨年後半に上げすぎで、5円程度の押し目は簡単に来る
今度下値は確認できれば上も狙うのが投機筋のやりかた
現在の方向性は円高気味
20ヶ月移動平均がもっとも重要、月の終値で割り込むかどうか
ドル円の押しがここで止まるかどうかは、NYダウ株価指数次第とみている
NYダウはボリンジャーバンドが収束している
NYダウは、もし上にトレンド発生したら22000ドルくらいまでのりしろができる
今ポジションを取る必要はなく、トレンドが発生してからポジションを取ればよい
アメリカ株は割高過ぎる
SP500のPERは19.52倍、NASDAQは26.74倍、日経平均は16.35倍
割高かつ8年上昇相場のさらに上を買うような材料がこの先に出てくるかどうか
トランプが大統領令で、議会を通さずに政策を出してくるかどうかも注視が必要
ガントラックは米国債2.5%を超えると株などに打撃と主張
ビルグロースやマーク・ファーバーはもっと冷静で、アメリカ経済が好転はしないと主張
マーク・ファーバーは今年QE4があると発言(株価が暴落するという意味)
FOMC利上げ3回目、6月織り込みとなっているが、そうすると前後1ヶ月が利食いの場となりそう
アメリカは閣僚に対中強硬派とか、どのように政権としてワークするか見えていない
側近が優秀というより、保護主義派とか、ゴールドマン、エクソンモービルなどウォール街の臭いしかしない
減税案が出れば相場は反応する
トランプ政権の予算教書待ちとなっている
アメリカが国債の金利上がったとして、日本だけ上がらないはずはない
日銀が国債買い入れをやめるといった時にどうなるか、出口がないのでは
価格のコントロールは短期では成功しても長期では必ず破綻する
海外投資家が日本に長期投資しようと思っても、政府の価格操作がある株なので持つ気になるかということ
トランプはまだ何も行っていない ドル高も株も言及していない
歴史的にPER割高なのにここから買うのは難しいというのが西山氏周辺ファンド勢の判断
トランプが大統領就任後にはまともな人になるのではないかという期待感について
今はツイッターで相変わらずの調子
メキシコが壁のお金を払うはずがない
ボルカールール撤廃や本国投資法はやるだろうという目論見がある
アメリカの利上げは3回目までという話
金利がドルの行方を決める
イエレンはクビにしないが再指名もしないという話
今のイエレンFRBはレームダック状態である
米国債金利の上昇について
マーク・ファーバー、FF金利が上がれば企業業績は下方圧力を受ける
去年7月の金利1.3%が底入れ今は2.6%まで行った
商業用不動産はリーマン前よりバブル
SP500企業には海外売り上げ依存が3割はあるのでドル高は重しとなる
減税、設備投資への期待
人件費上昇、金利上昇は減税効果を引き下げる
という反省相場が結局1-2月におきるのでは
しかし1-2月は下げても押し目で、その後半年くらいは上昇の目処もある
中途半端なところで買うと売ってやられ、買ってやられ
調整といっても値幅は大きい、検討余地も広く
トランプ氏は雇用を最も重視している
雇用が(データが)おかしくなってきたら、ドル高に言及するのではないかという考察
FOMCメンバー、理事が二人空席
質疑応答の無いツイッターに振り回されている
最初は期待で行くが、最後は失望に終わるのではないが
トランプの政策をやったら、保護主義をやったら景気が悪くなるのは過去の歴史が証明している
トランプへの期待感があるうちが華
2017年の後半は厳しいだろう
ラリー・ウイリアムズは今年暴落がくるといっている
レイ・ダリオは強気のまま
どこかで金利上昇と株高のバランスが崩れるときがくる
20%くらいの下げはいつあってもおかしくない
SP500のPERが20倍近い
普通のバブルでもPER14-15倍なので、そこまで下がってもおかしくない
今年の相場は上も下も不気味である
オープンな市場の恩恵を受けてきたアメリカが保護主義政策になるのか?
グローバリゼーションの巻き戻し 金利の反転が起きている
この先も株価が影響なしとはあり得ない
一回はどこかでNY株が落ちるはず
アメリカ以外に景気が良さそうなところはあるのか?
中国がブラックスワンになることも
NYダウのチャート、ボリンジャーの収縮に注目
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2017年1月15日日曜日
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