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2017年8月12日土曜日

下げ相場=サマーラリーの賞味期限は9月FOMCまで?


FOMC・日銀会合・MPC・ECB・RBA理事会日程【金融カレンダー2017 保存版】 | FXCAFE.JP[FXカフェ]
http://www.fxcafe.jp/2017/01/cafe_36051.html
8月中旬ジャクソンホール講演、ドラギ総裁発言
9月中旬FOMC,日銀会合(ETF買いの終了宣言へ?)


Global Charts | CoinMarketCap
https://coinmarketcap.com/charts/
仮想通貨全体の時価総額は続伸

Bitcoin Price: CURRENCY:BTC Real-time Price Indices & Summary » Brave New Coin
https://bravenewcoin.com/Bitcoin
ビットコインの対ドル価格は7月、8月に分裂報道から一時下落したものの、巻き返して高値を取っている。(仮想通貨バブル

戦争リスクの場合でも、仮想通貨ビットコインは下落しないが、これは各国通貨にいつでも変換できる中間通貨としての需要があるためと考えられる。



ドル円週足、日経225先物CFD週足
ドル円はトランプラリーの起点へ(円高)、日経225は18000円へ?
8月のドル円は過去の月間月足騰落で下落(円高)の頻度のほうが多く、それを見越した投機的な円買いも既に入っていると考えられる。

ドル高になる材料としては、北朝鮮問題の解決や先送り。(戦争回避、北朝鮮ICBM問題の終結など)
またFOMCにてFRB資産売却やアメリカ議会で税制改革法案が成立の見込みになれば、ドル買い材料。
しかし当面それらの材料は期待できず、円高圧力が強くなるのが市場コンセンサス。
目先の材料は北朝鮮のICBM発射とアメリカ政府の対応、また8月21日からアメリカ・韓国の合同軍事演習が開始され、戦争リスクが高まる。

日経平均は19600円台より上なら買い維持とも取れるが、週明け19500円以下では引き続き戦争リスクと円高リスクから下げやすい展開か。




2017年7月18日火曜日

衆議院の任期満了と日本株の行方

豊中市(よくある質問)/市政・市のしくみ/選挙・市議会/今後の選挙の予定と任期満了日について教え...
http://toyofaq.city.toyonaka.osaka.jp/FAQ_P/P200.aspx?FAQID=2101008

衆議院議員総選挙
任期満了日・・・平成30年(2018年)12月13日
選挙の予定・・・上記の任期が終わる日の前30日以内に行われる。
ただし、解散による総選挙の場合は、解散の日から40日以内に行われる。 


外国人投資家が見ているドル建て日経平均株価

2015年の高値をまだ上回っている。
直近の下落は、東京都の選挙で自民党の敗北の影響?

衆議院の任期と、憲法改正前に自民党の支持率を下げてしまっては目的が達成できない。ここで株価を下げるわけにはいかないのが現在の政権与党。
7月の日銀会合でも、黒田総裁が政権にダメージを与えるような方針転換をするとは考えにくい。

しかし政策変更無しでは、これ以上の株価の高値追いの見込みも薄い。
追加策が出ないのに株価が更に上がる理由は無い。

アメリカ株、NYダウは最高値付近にあるが、FRBは資産縮小開始を示唆、これは株価にマイナス要因。日本は人口減少問題もあり長期で買える理由は見当たらない。
今後も日本株は、アメリカの金融政策と為替次第で振れるが、ドル円120円抜けは政治的な面から厳しいとすると、後は新たな経済政策次第となる。


参考

ドル建て日経平均 (日経平均 ドル換算)
https://nikkei225jp.com/data/dollar.php


日経平均(ドル建て) - Market Newsline
http://marketnewsline.com/apps/market/quotes?r=2y&c=1010&lang=ja&t=large


 株式指標一覧:日本株 - トレーダーズ・ウェブ(株式情報、FX情報)
http://www.traders.co.jp/domestic_stocks/domestic_market/kokunai_index/kokunai_index_chart.asp?ID=0102



https://twitter.com/popipappapar2/status/887168422563295232

広木さんのことはよく知りませんが、今から株を買うことを勧める人間がいたら悪魔ですよ。

地蔵相場もそろそろ終わりますから準備を | 2525の相場観
https://2525soubakan.com/archives/1517

ビットコインバブル崩壊から株式市場暴落は必ず起きる | 2525の相場観
https://2525soubakan.com/archives/1269


レポート:「トランプVSメルケルはブラックマンデーの構図か?」|石原順の日々の泡
https://ameblo.jp/ishiharajun/entry-12293730870.html

https://twitter.com/gyo02091995/status/887179866302324736

いや、ほんとに こんな若造に ここまでのユーロ相場をくれて ありがとう


2017年6月29日木曜日

まだ下落では無かった日経225、NYダウ

まだ下落では無かった日経225、NYダウ


07PUT19000買いはLC。
NYダウは強く、まだ下落形状にならない。
2525氏Twitterを見ると今にも落ちそうな気にさせられるが、上記日足チャートでは
移動平均21日、一目の雲(6,15,21)、ストキャスのいずれも上で
株価はまだ強気を維持している。

アメリカのハイテク株特にFANG=フェイスブック、アマゾン、ネットフリックス(最近はエヌビディア)、グーグルなどが強く、西原氏WEBセミナー(YOUTUBE無料公開はYJFXチャンネル)にあるように、米株が落ちないのでリスクオフにならない。

7月のFOMC、日銀前に多少の調整はあるかもしれないが、北朝鮮問題の再度のクローズアップでも無ければ、日本株もまだ強気か。しかし政権の継続性、カケイ問題や衆議院の解散の可能性もあり、楽観はできない。


2017年6月21日水曜日

【暴落の研究】2015年8月の日経平均暴落時のオプション価格の記録、2016年1月の日経平均先物下落でのオプション価格の推移

【暴落の研究】2015年8月の日経平均暴落時のオプション価格の記録、2016年1月の日経平均先物下落でのオプション価格の推移

2015年8月の日経225CFD,日足チャート。

2015年9月限のOP価格表、8月の高値安値
2015年10月限のOP価格表、8月の高値安値


次に2016年1月の下落時のオプション価格高値安値について、

2016年1月限のOP価格表PUT 月間の高値安値
2016年2月限のOP価格表PUT 月間の高値安値
下落幅が5日で3000円規模ならOP価格も100倍以上を狙えるが、
3日で2000円以内の先物価格下落の場合、OPTION価格も30倍くらいまで。
特に期近は時間的価値の減少でさほどOP価格は上がらない。
期先OPTION価格について、10円以下の価格帯のものが、SQまで3週間以上あって先物価格が
2000円幅で落ちれば、OP10円以下のものは30倍くらいに上がる期待が出来る。

JPX日本取引所 
マーケット情報 統計情報(先物・オプション関連) 月間相場表 月間相場表


http://www.jpx.co.jp/markets/statistics-derivatives/monthly-quotations/archives-01.html



2017年6月6日火曜日

上場株式の時価総額グラフ2017年5月末版 バブル景気以降の確認用


上場株式の時価総額グラフ2017年5月末版 バブル景気以降の確認用


関連記事: ドル円と日経平均225オプションのブログ: 上場株式の時価総額グラフ バブル以降の確認
http://mt4fxcharts.blogspot.com/2016/10/blog-post_14.html


日本株の時価総額合計はバブル景気のピーク時に再び到達した。
東証1部の時価総額はまだ到達していないが、2部・マザーズ等を含めた時価総額ではピーク時点に到達。
常識的には、これ以上の上値追いは難しい。更なる金融緩和措置やインフレの進行、通貨安の継続が無ければ株価の上値は見込みが薄くなる。
現在アメリカ株、ナスダック・ハイテク株等がバブルしており、ビットコインに代表される仮想通貨もバブル的な価格となっている。
これらの価格が下げてこないと日本株もバブル崩壊には至らない。
過去の下げ局面をみるとITバブル、サブプライムの時ともに、時価総額ベースで半値水準まで一気に下げているため、次の下げでも同様の動きが考えられる。
2016年の初頭にも日経は下げていたが、このときは原油価格の下落による中東系マネーの撤退が噂されていた。





その他統計資料 | 日本取引所グループ
http://www.jpx.co.jp/markets/statistics-equities/misc/02.html

市場別時価総額 1949年5月以降の各月末現在の内国株式時価総額を市場部別に掲載しています。

日経平均株価 超長期月足チャート|1949年5月算出開始から現在まで | Base Views
http://baseviews.com/chart/nk225-j.html

好景気・バブル景気の種類一覧 - いちらん屋(一覧屋)
http://ichiranya.com/politics_economy/014-good_times.php

インフレにしたいなら「まっかっか」にしなければならない - 2017年6月 6日|野村雅道のID為替研究所 (Day)|外為どっとコムのFXのブログ
http://www.gaitame.com/blog/nomura/2017/06/20170606133202.html

 日本の消費者物価指数の推移 - 世界経済のネタ帳
http://ecodb.net/country/JP/imf_cpi.html

日経225オプション 6月限PUT,CALLチャート記録と20500円付近のスプレッドを狙うタイミング


日経225オプション 主なPUT,CALLのチャート 右下は先物6月限日足

6月限コールの1時間足とクレジットスプレッドを狙うタイミングの検討

・日経225オプション 6月限PUT,CALLチャート記録と20500円付近のスプレッドを狙うタイミング

金曜日のアメリカ雇用統計は、オプションのクレジットスプレッドが利益を出しやすいタイミングだった。雇用統計をきっかけにしての一方的なドル高、日本株高は過去の経験から進行しにくいため。


相場の上昇と下降は等価ではなく、リスクオン方向=株高方向は、金融緩和や日銀のETF買いなどの政策以外では急速には進みにくい。
リスクオフ方向=円高方向は、急速に進む場合がある。

リスクオン側=コール側はオプションの売り、クレジットスプレッドが、タイミングによっては利益を期待しやすい。それは短期間に急激な上昇をした後となる。
リスクオフ側=プット側は、短期に急激な下落をした場合、その底値がどこになるかつかみにくく、そのためATMから近い行使価格でのオプションの売りは、(資金力がなければ)やりにくい。

リスクオフ側=株安円高方向は、オプションの単純買いまたはデビットスプレッドのほうが利益を期待しやすいケースがある。

日足のオプション価格チャートの特徴から、オプション価格は急激な上昇とゆっくりした下落のリズムがある。オプション価格は原資産価格と期限日(SQ日)までの期間によっておおそよ決まるが、期間が長いオプションの価格は、原資産が(5日連続陽線など)方向性を持って価格変動した場合に急激に上昇する。
期限まで1週間など期間が短いオプションは、原資産である先物価格が行使価格に接近しても、上の図2のようにオプション価格は頭打ちとなりやすい。(OP価格が下がる=オプションの売り手側が自信を持って売っている)

SQまで2週間以内のタイミングでは、特にATMより上=コール側については、オプションの売り手側が強気になりやすいと考えられる。

先物の500円幅=原資産の2.5%変動幅を1週間で達成するのは、株に対して強気な材料が出なければならず、それは一過性の経済指標では難しい。

ドル円の上値余地が広がるような、あるいは金利が上昇するような、インフレになるような明確な材料が出た場合には、株価の上昇が加速する可能性が高まる。


2017年6月4日日曜日

日経225オプション6月限、7月限チャート 1200円幅とOP価格

 6月限オプション価格チャート 記録用
 PUT,CALL アットザマネーから1500円幅以内
6月2日の日経平均はもみ合いを抜けて20000円の大台に乗せた。
6月SQまで残り1週間では20500円のコールオプションは望み薄と考えやすいが、しかし先物が20000円を抜ける動きにおいてはコールの価格も上昇している。
ただし節目のOP価格である100円は抜けていない。
SQ日に原資産の日経平均が20500円を超えることは、市場参加者の多くは予想していないとなる。

日経225先物 日足チャートとイベント

日経225先物CFDと7月限オプション価格 1200円幅とオプション価格の急上昇について


・日経225オプション6月限、7月限チャート 1200円幅とOP価格

日経225先物が通常の値幅よりも大きく動いた場合、もみ合いから重要な価格をまたぐ
あるいは経済イベントを通過して近い将来に重大な指標等が無い場合、
その翌日にも大きく値動きが出ることが期待できる。
そのような場合、期近月の近い価格帯のオプションを買うのが望ましいが
もし買い遅れても、期先月の1200円幅くらいのオプションを買うことができれば、
その翌日に大きな値動きで利益を取る事を期待できる。

おおよそ、先物が2-3日単位で500円刻みの価格帯を抜けるような値動きの場合に、オプション価格が大きな値幅を伴って反応している。

日経平均の今後の上値で同じように考えると、20500円の価格帯を超える時に、期近月の21000円ー21500円のオプションの買い、または期先月の21700円付近のオプションの買いが、利益を出す事を期待できる。

オプションの単純買いは勝率10%とも言われるが、おおよそ月間で2回程度はオプションの買いで利益を出しやすい大きな値動きがみられる。
重要な経済イベントの有無や価格帯、もみ合い、ドル円との連動、日経平均PERの幅、他市場のリスクオン、リスクオフの動向などを考慮することで、オプションの単純買いの勝率を上げる事ができると考えられる。


画像追加。3月の日経先物価格と4月限オプションの主にPUTについて。
買いで50円程度の値幅を狙うタイミングの検討。
SQまで4週間以上あればATMより1000円以上離れていても50円幅を狙うOP買いは見込みあるが、
SQまで2週間強であればATMより750円以内の価格帯でのOP買いが良い。

7月限まで4週間以上あるため、21500円のコールオプション買いが次の検討。プット側は18500円。
あくまでも、通常値幅140円を上回る、250円程度の値幅が日足の確定で出た場合に、その翌日にオプションの買いポジションを持つ事を考える。









2017年6月2日金曜日

6月2日 アメリカ雇用統計後のドル円、日経225CFD


6月2日 アメリカ雇用統計後のドル円、日経225CFD

使用インジケーターのダウンロード先
[MT4インジケータ]Stochastic Momentum Index 平滑化をガリガリかけたストキャス|MT4でFXを勝ち抜く研究をするブログ
http://mt4program.blogspot.com/2017/05/mt4stochastic-momentum-index.html


ドル円はPivotで押し戻され、雇用統計発表後に急落。日経先物は上昇分を消したが現物は週明けまで取引無くまだ昼間の上昇分は残している。
このあとNYダウ次第で、日経先物も更に売られる可能性はあり。

ドル円が落ちても110円を維持するなら日経PERから判断して株価に上昇余力はあり。
しかし週末は北朝鮮リスク、来週はFBI元長官の議会証言イベントもあり、先物のポジションを週超えで持ち越す事は考えにくく、手じまい売りか。

アメリカ雇用統計前のドル円と日経平均、オプション価格



アメリカ雇用統計前のドル円と日経平均、オプション価格

前日日中の日経平均大幅高を引き継ぎ、雇用統計当日も日経平均は上値抵抗20000円を抜けてCALL売りのカバー、先物ショートカバーを巻き込み大幅高。

日経CFD日足は50日エンベロープ5%ラインに到達した。
20000円から上のCALLは大幅に価格上昇。2日連続陽線で節目の20000円を抜けたため、通常ではないような価格高騰だが、前日の日中足を見てから1日夜間、ナイトセッションでも対応は可能。

本日はアメリカ雇用統計があり、このまま上昇継続は難しく、上がっても戻されやすいだろう。







2017年5月24日水曜日

FX用EA(自動売買ソフト) 最近の話題の記事リンク

FX用EA(自動売買ソフト) 最近の話題の記事リンク


残り12本! シロクマ感謝祭 | Penguin FX
White Bear Z USDJPY、定価50,000円。 約40%OFFの29,800 円!
販売本数は、限定30本。

【EA】1週間の取引結果(5/15~5/19) +328.9pips(+9,024円)
http://winfx155.blog7.fc2.com/blog-entry-2104.html
White Bear ZとBlack Pantherの成績が良い

FX-ON販売EAの成績公開(5/20) - FXやら何やらで年収100万程度の小遣い稼ぎを目指す、しがない会社員のブログ
http://chocottokozukai.click/fx-on/fx-on-ea-performance-170520
Beatrice ADX01がトータル成績では良い

スキャルピングEA「エメラルド」の運用成績の差を分析する - FX煮たり焼いたり炒めたり
http://finance.milli.jp/article/latency.html
>今回のテストで、ベストと思われるのは「AXIORYと社内PC」の組み合わせです。


「レンジオーダーPlus」販売スタート&トレード手法公開! - FX煮たり焼いたり炒めたり
http://finance.milli.jp/article/range_order_plus2.html
レンジトレード、トラップリピートと同等のトレードが可能なEA


 なんとなくインベストメント 今週の結果 125 なんとなく作戦
http://nanntonakufx.blog.fc2.com/blog-entry-282.html
>この運用してみたブローカーは、Tradeviewです。


FXシストレ実践日記 : スプレッド比較とか
http://fx-toushi-hajimemashita.blog.jp/archives/1065879180.html
>スプレッドとは関係ないですが、
Tradeviewは先月後半頃から滑りが醜くなりました・・(自分だけかな?)
MB-Tradingのように逆指値でエントリーするタイプだと、
スリップしやすい口座では勝ちにくくなる気がします。

FXシストレ実践日記 : ここまで不安定な情勢になるとは!
http://fx-toushi-hajimemashita.blog.jp/archives/1065555333.html
>やっぱり、AXIORYはEAとの親和性というか成績が良くなるもの多い印象ですね。

おどろきのドローダウンが到来したEA - 気まぐれFX自動売買日記
http://fx-goldbridge.net/blog-entry-140.html
>fx-onさんのサイトを覗いたら、最近ものすごいドローダウンを起こしているEAがありました。それは評価が高く利用者が多いBeatrice-07です。
これはバックテストより想定内の損失と言えそうです


自動最適化クロスエントリーシステム Ver2.0:システムトレード - FX・株・日経225・自動売買・シグナル配信の投資情報総合サイト | MT4やEAのすべてが解かる【fx-on.com】
http://fx-on.com/systemtrade/detail/?id=6672&t=4#c



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2017年5月19日金曜日

主な暗号通貨の日足チャート


主な暗号通貨の日足チャート

日本のゴールデンウィーク期間に膨大な金額の流入があった様子。ビットコイン他、全ての暗号通貨が値上がりしている。リップルはブロックチェーンを使用しておらず中央集権的で1企業の商品に相当するものだが、しかしツイッターやブログ、一般報道でポジティブなニュースが入り猛烈な勢いで買われた。目先では天井をつけて下降形状へ。XEMは価格レンジを上抜けして猛烈な上昇へ。
イーサリアムも価格レンジを上抜け。ライトコインはSegWit成功で一服感から売られたが価格レンジ下限で買いが入り反発。

明らかにゴールデンウィーク期間と共に上昇しており、日本勢の猛烈な買いが暗号通貨の相場を押し上げている。また韓国の取引所でもリップルが扱われるようになり、インドではXEMが、、、と世界の取引所で扱う暗号通貨が増えるたびにバブルが成長している。

国際送金という実需を掴んでいるビットコイン以外の暗号通貨については単なる将来への期待感と、価格が上がっているという事実から飛びつき買いが起きている。
リップルについては分散型でもブロックチェーンでも無いのに、暗号通貨カテゴリに入れられている。

普段株式を買わないような人たちが揃って暗号通貨を買っていて、自分が何を買っているのかもわかっていないがとにかく値上がりするらしいという理由で買いが継続するバブルであり、その天井はまだ見えていない。

MUFGコインなど、銀行が提供する暗号通貨サービス(レート固定やブロックチェーンで無いなど何らかの制限あり) が今後は出揃うとされ、それまで今しばらくはビットコインを中心に暗号通貨バブルも継続か。(そもそも銀行預金は「預金通貨」とされ実物の通貨とは別だが、法的には決済手段として認められている。言い方を変えると、暗号通貨は政府への決済手段としては認められていない。税務署に納税する際、ビットコインでの支払いはできない。)

国際送金で暗号通貨が役立つという事は利用者の間でコンセンサスが取れており、ビットコインが何らかの理由で敬遠されても、それに代わる暗号通貨が今後も支持されていく可能性は高い。
ビットコインを追い抜く可能性が最も高いのはイーサリウムか。



日本で一番簡単にビットコインが買える取引所 coincheck bitcoin

トランプ弾劾は起こらず、下げるタイミングで下げそうなニュースが来ただけ





ドル円、日経先物CFDほか日足ATR、MACD、ストキャス、ATRチャンネル、10EMA120EMA、Fractals。
AUDJPYはストキャス、MACDとも下向きで買える形ではない。


世界重税ランキングで、日本が堂々の金メダル - ネットゲリラ
http://my.shadowcity.jp/2017/05/post-11125.html
世界重税ランキングで、日本が堂々の第二位、というんだが、一位になったのが「アルバ」という、名前も聞いたことがないようなところで、どこかと思ったら、西インド諸島にある人口10万人の島だそうで、オランダの「構成国」だそうで。


西山孝四郎のマーケットスクウェア (2017.5.19放送分)
http://www.radionikkei.jp/podcasting/fxms/2017/05/player--2017519.html
トランプ弾劾は難しい、ウォール街はトランプ支持であり、今回は下げそうなタイミングで下がるニュースが来たから相場が下がった。しかし株価の上値はまだ余地がある。株のアクティブ運用はインデックス運用に勝てないという話。バブル期に指数だけが買われ個別銘柄が買われず、その後暴落したことがあった。現在、SP500の指数と個別銘柄の相関が崩れている。バフェットやレイダリオもインデックス投資を推奨している。マークファーバーはアクティブ運用を示唆。インデックスだけがバブルしているという話。景気末期、日本の1989年に近づいている。今年の後半は注意したほうが良い。

何も決まってないのに一気に下げすぎだから戻るだけの相場。超簡単。 | 2525の相場観
https://2525soubakan.com/archives/1211

日本海に空母ロナルド・レーガン派遣へ 異例の2隻展開
http://www.asahi.com/articles/ASK5M3SN2K5MUHBI01L.html?ref=msn


ドル円は月末の輸出企業ドル売りの前に先回りの投機売り?日経平均20000円ではGPIFの売りがリンク債の売りとプラスであるとされ、結果として日経も上値が重い。
忘れた頃に北朝鮮の核実験となる可能性が高く、再度リスクオフ相場の可能性も。ドル円は115円を超えられず、再度110円ー115円でのレンジへ。110円を割り込めば108円が視野に。
日銀の追加策が無ければこれ以上の円安材料は無く、日経平均も20000円を超えたとして21000円は届かないのではないか。6月解散総選挙の噂もあり。







2017年5月18日木曜日

加計学園、トランプ弾劾危機からリスクオフ


ドル円、日経CFDほか主要通貨資源の日足チャート ATR6、MACD7,45 ストキャス46 ATRチャンネル15日15ATR 120EMA volatilitytargetほか





加計学園、トランプ弾劾危機からリスクオフ

日本では加計学園と国家戦略特区・ソンタク・首相夫人問題等が報道され、アメリカではトランプ大統領の弾劾を呼びかける議員についての報道、ロシアへの機密漏えい疑惑(フェイクニュース?)から一気にリスクオフへ。

米国債券10年 年利回り | マーケット情報 | 楽天証券
https://www.rakuten-sec.co.jp/web/market/data/us10yt.html

利回り2.2%まで下落=債券買いが進み、株は売られている。

米空母カールビンソン、6月まで日本海に 北朝鮮警戒か
http://www.asahi.com/articles/ASK5K55GDK5KUHBI01H.html?ref=msn

このタイミングで北朝鮮の核実験が実施された場合、リスクオフが加速することになるだろう。


主要指標・外国為替:一覧 | マーケット情報 | 楽天証券
https://www.trkd-asia.com/rakutensecj/indx.jsp?ind=5&ric=1
米国債券10年 年利回り  過去5年

トランプラリーとともに債券は売られて来たが、その間にFRBの政策が大きく変わったわけではなく、 また6月の利上げの市場予想が低下している。利上げが無いなら債券買いが連想される。



ドル円、日経CFDほか主要通貨資源の1時間足チャート
日本時間17日夜間に急激にドル売り株売り円買いが発生。
月末にかけては輸出企業のドル売りも控えているため、先回りの投機売りか?

FXオーダー - TRADER'S WEB FX
http://www.traderswebfx.jp/marketorder/
ドル円に目立つストップは無し






2017年5月16日火曜日

フェイクニュース、フェイク貿易統計、フェイクツイート? 日経平均目先ターゲット


Google、フェイクニュース対策のアルゴリズムをアップデート。強調スニペットやオートコンプリートのフィードバック機能も強化
http://digitalidentity.co.jp/blog/seo/algorithm/fakenews-update-20170426.html

“隠ぺいと嘘の財務省”…今度は貿易統計操作 が発覚 〜安倍政権になってから、あらゆる数字が改竄〜 - シャンティ・フーラの時事ブログ
https://shanti-phula.net/ja/social/blog/?p=128172

5月13日
F35、探知されずに日本上空を飛行」 トランプ大統領 本文には「35機のF-35」とあって、機数の説明もしてるので誤訳ではなさそうだけど、だとするとトランプ勘違いしてないか?ステルス機でも離着陸は隠せないぞ。

ステルスは全くレーダーに映らないわけではなく、独特の機影があり、形状は極秘。安易に機影がバレないよう、平時は通常の機影を出すリフレクターを使うんですが?…「F35、探知されずに日本上空を飛行」 トランプ大統領 

上記、もしトランプ大統領のツイートがフェイクであると報道した場合、それはGoogleのアルゴリズムにどのように判断されるのか?



日経平均日足CFD
テクニカルはATRチャンネル15期間、120EMA、10EMA,FractalsTrendline、VolatilityTarget,ATR2,MACDなど。

20000円にはリンク債の売りが数千億円規模あるとの噂だが、上昇フラッグを形成していて更なる上昇が期待できる位置。
皇室関連でご婚約に関するNEWSがあり、関連銘柄の連想買いが発生することを考えると、日経平均は上昇トレンドラインから目先ターゲット20250-20500円に到達する可能性が高い。



リップル円の日足チャート
3週間で10倍(テンバガー)を達成している。
株価であれば、10倍を達成するのに5年から10年をかけるのが通常だが(4月発行のマネー系雑誌に過去の10倍株特集あり)、仮想通貨リップルを含めた幾つかの仮想通貨はブームの中一気に駆け上がっている。bitcoinはその保有者の多さ、時価総額の大きさから国際送金用途に使えるものの、他には今のところ使い道は無い。
ブログやツイッターのリップルに関するニュースは保有者の煽りにも見えるが、相場が上がっているうちは全てTRUTHであり、フェイクの出番は無いであろう。


日本で一番簡単にビットコインが買える取引所 coincheck bitcoin
簡単安心!ビットコイン取引所 coincheck


2017年5月12日金曜日

日経225オプション 5月限20000円コールとゴールデンウィーク前後のイベントの関係


日経225オプション 5月限20000円コールとゴールデンウィーク前後のイベントの関係

日経OP 20000円コールは4月26日、5月2日、5月8日にそれぞれ大幅上昇しているが、5月8日分については、5月2日の時点でこれほどの上昇を予測するのは困難。通常であれば時間の経過とともにアウトオブザマネーの価値は減るから連休明けには下げているだろう、という心理になる。
したがって、連休後の8日の上昇を事前に予想して取りに行くのではなく、26日、2日の値動きをその前日に予想するほうが、確率は高い。

大前提として25日の北朝鮮核実験に関連した市場予想と織り込み下げ(リスクオフ)があり、北朝鮮危機が後退したとの見方から25日午後にかけて日経平均・ドル円は反転した。
そこからはリスクオフポジションの巻き戻しであり、新たな材料(日銀の政策変更やNYダウの暴落など)が無い限りは、これ以上リスクオフ方向へは進みにくいという見方の元に、直近の経済イベントを考慮しつつ2-3日の短い期間で考えて、アウトオブザマネーのオプションで買えるものは無いかと検討できる。

例として20000円コールに注目した場合、上の図のように、25日夜間と1日夜間にそれぞれOP買いの好機があった。それは結果論に見えるが、「リスクオフイベントの通過」「次の重要イベントまでの日数」の関係から、OPを買いやすい、又はOP売り手が売りやすい時期があるはずで、そのようなオプション売買の時期を見極める事を意識すれば、雇用統計だからドル買いだとか、ペンス副大統領の発言でドル売りだといった目先の突発的な材料に左右されるのに比べて、より汎用性のある「経済イベントの予定とオプションの売り手・買い手の心理」にフォーカスできるのではないか。

25日夜間のOP売り手 北朝鮮の核実験は無かった、これ以上リスクオフは進みにくく、巻き戻しが起きている。
25日夜間のOP買い手 プットの買いは報われなかった ではコールはどうか?

1日夜間のOP売り手 日本の連休を前に、OPの積み増しはやりにくい
1日夜間のOP買い手  日本が連休中にFOMCと雇用統計があり、コール・プットどちらでもいいからボラが上がりそうなら買いたい

 28日や2日の夜間に翌週・連休中の相場を予想してOPを買おうか迷うのではなく、重要なイベントの通過と、重要なイベントが数日後に迫っているという状況でのOP売り手の心理に注目することで、(リスク限定だが勝率の低い)オプションの買いの勝率を上げられるのではないだろうか。

大阪取引所日報 | 日本取引所グループ
http://www.jpx.co.jp/markets/statistics-derivatives/daily/archives-01.html
オプション取引日報PDFファイル中に、オプション価格の記載あり。






ドル円ほかATRボラティリティ 日経平均はもはや為替しか見ていない?

クロス通貨のATRボラティリティ  全般に低下 GBPAUDは値幅が出ている
チャートの使用テクニカルは VolatilityTarget (fx-on.com有料販売)、ATR channel15日LWMA 15ATRperiod, EMA10,120 エンベロープ13日間2%3%かい離 ATR1日、5日

日経平均CFDとドル円 日足ATRボラティリティ 使用テクニカルは上チャートと同じ
どちらも短期のATRは減少していて、急落の危険があるようなチャート形状では無い。横這いまたは上昇継続の形。

ドル円ほかATR 日経平均はもはや為替しか見ていない?

ドル円と日経平均の日足チャートを比較すると、北朝鮮の核実験があると言われた4月25日以降、危機感が去り上昇しているが、ほぼ同じような形状で上昇している。
日経平均225は輸出企業の比重が高い指数と言われているが、為替ドル円との連動がここまで明確だと、もはや個別企業のニュースなど市場参加者の大半は気にしておらず、ドル円しか見ていないのではないか。

韓国の大統領選挙を通過し、比較的に北朝鮮に融和方針とされる人物が大統領に決まった。これで在韓米軍の情報が北朝鮮に漏れる可能性から、北朝鮮への先制攻撃もやりにくくなったという見方が、一部軍事評論家から出されている。


日経平均PER PBR 日経平均株価適正水準
https://nikkei225jp.com/data/per.php日経平均PER適正水準バンドの上限側で、現在の日経平均株価は推移している。

ラジオNIKKEI:どのタイムフレーム(時間枠)で取引するのか?・現在のリスクオン相場の持続性|石原順の日々の泡
https://ameblo.jp/ishiharajun/entry-12273872372.html



https://mobile.twitter.com/iGamerai/status/862545593884827648

@iGameraiマルクス洗脳と失われた20年のせいで債券を発行しても返済できないと思い込む人が増えてる。こう言うユーロ圏なんかが頻繁にやってるグリーン債券は下手すると三年で完済できたりして、実際には風力は5年くらいか?太陽光は10年くらいらしい。
埋め込み
午後2:51 · 2017年5月11日

日本の石油輸出入額の推移 - 世界経済のネタ帳
http://ecodb.net/country/JP/ts_oil.html

上記補足。日本の外貨準備高(主に米ドルで1兆ドル以上)は、原油等輸入(年間600億ドル以上)で換算して10数年分程度にしかならない。

日本に巨大な外貨準備高があるように見えても、ABCD包囲網を敷かれて原油の輸入が制限されれば、短期間のうちに苦境に立たされるのは明らか。

アメリカは自国内で原油・天然ガスを量産しかつ、プルトニウムは日本に作らせていて、さらにプラザ合意など長年のUSD安政策から、アメリカの輸出・製造業は有利(逆に通貨安だと輸入産業は不利)。

ドル高円安だから好景気だと浮かれていても、実際のところエネルギーを輸入に頼っているのは過去と変わりなく、自国内でエネルギー生産しているアメリカとは全く状況が違う。ミトコンドリアのように細胞に依存して生きているのが現在の日本の姿。
ドル高円安は輸出企業に有利だが、それでエネルギーを自国内生産できるようになるわけではなく、輸出振興による好景気にも限界がある。
次の政治イベントは、アベノミクス(通貨安政策)終了を賭けての解散総選挙か。






2017年5月1日月曜日

威圧的な軍事行動による好景気株高?





 ドル円、日経平均、NYダウ、ユーロ円、ランド円、GOLD/USDのATRチャート




Replying to @obiekt_JP
空母2隻が揃ったら開戦体制だ、でもない。空母カールビンソンは本来は4月末に本国に戻る予定を1カ月延長して西太平洋に留まっている(作戦期間1カ月延長は公式発表)。空母レーガンは艦載機が5月中旬まで硫黄島でFCLP訓練なので動けるのはそれ以降。つまり現状の予定では入れ違いになる。

トランプ大統領「非常に大規模衝突」断言 空母2隻で北へ圧力…専門家「開戦時の体制」 (1/2ページ) - 政治・社会 - ZAKZAK
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20170501/frn1705011100001-n1.htm

米空母の位置がわかる!ただしリアルタイムではない - mokassと世界をつなぐもの
http://mokass.hatenablog.com/entry/2015/12/20/233421
 
 
原子力潜水艦によるトマホーク攻撃は弾数に限りがある。しかし空爆実施には、空母が少なくとも2隻同時に展開している必要があるが(過去のアメリカ軍の行動より)、現在のところ日本海周辺にいるとされるのはカールビンソンのみ。
上の空母位置表示サービスによれば、ニミッツはアメリカの西海岸沿いにいるとされている。

よって、あたかも空爆をするような報道によるあおりがあっても、実際の軍の位置からはその兆候はまだ無く、韓国の大統領選挙やフランスの決選投票、イギリスEU離脱による交渉の行方とイギリスの解散総選挙等が市場の注目となっている。FOMCは政策変更なしがコンセンサス。
 
アメリカの利上げが市場予想より遅れる場合、高金利通貨であるランド円に再度の買いが入る可能性が考えられる。ドル円は111.70円付近に20ヶ月移動平均線があり、戻り売りされやすい位置となっている。
FOMC後にドル円が112円を抜けてクローズした場合、日経平均も20000円台の可能性が高まるか。

西山孝四郎のマーケットスクウェア (2017.4.28放送分)

西山孝四郎のマーケットスクウェア (2017.4.28放送分)

資料 ザ・マネー ~西山孝四郎のマーケットスクウェア | ラジオNIKKEI
http://market.radionikkei.jp/fxms/428.html

株の10月末買い、4月末売りは浸透し過ぎている
今年もNY株、日経平均ともにこの買い方で結果は良かった

戦後の株の上昇のうち大半は10末から4末までの期間
つまり5月から9月は株式投資に値しない期間
アメリカは金利が上がってくると自動車が売れなくなってくる、住宅もそろそろやばい
FRBは6月まで利上げはしないだろう
それまでにもう1発稼ぎたいというのがファンドの目論見
SP500やNYダウはジリ貧だが、指数が下げても騰落レシオが上げている相場というのは
大口投資家が株を仕込んでいると判断できる(ADラインという分析)
FRB利上げ4回目はいつか
アメリカの長期金利が3%を超えてくるとやばいという話
今は2.3%くらい、10年債
ジェフェリーガントラックは長期金利下げると言っている
トランプは中間選挙までバブル温存の方針になっている
フランス選挙結果や北朝鮮で何も起きていないことから、バブルがもう一度あるのではないか
日経平均が上がるかどうかは円安次第

株は歴史的に5月9,10月がボラティリティが上がりやすい
7の年の循環について、株のアノマリー
こうなると7月いっぱいくらいまでは上昇が見込める
ここから1-2週間の動きで相場の方向性が見えてくるのではないか
NYダウなど、1時間足では良いトレンドが出ている
目先の相場はあと2段階上げてもおかしくない

為替はトレンドが出ていない
ドルインデックスなどよくわからない
今はユーロが良いだろう
連休前の旅行需要で円安? 実需ドル売りも今の時期はいない
海外投資家からのドル円ストップロス狩も定期的に入ってくる
4月29日から5月6日の過去の値幅は思ったほど出ていない、
しかし2010年は7円ほど動いている
2016年は2円、2015年も同様にさほど動いていない

5月はファンド中間決算、さほどたいした影響は無いが。
米株は強気だが日本株はよくわからない
ドル円の季節循環は5月頭まで円高である
ここで円安に振れるようならば、季節要因に反するので相場のトレンドが強いとき
円安になってもおかしくはない
13日エンベロープの+2%まで到達すると、とりあえず短期相場の目安には到達した
ドル円月足の20ヶ月移動平均は112円10銭で、ここを抜かないと円安時代にならない
今の為替はポンドかユーロがメインである。
ポンドは去年からよい循環相場になっている。
ポンドは日足、週足のトレンドの様子からビッグトレンドになる可能性がある。


2017年4月27日木曜日

ブロックチェーン(分散型データベース)は未公開株への投資か?

イーサリウム日足チャート

ビットコイン騒動以降でも対円価格は下落していない。

「オンライン決済に便利な分散型台帳ブロックチェーンのアプリケーションを作ったからテストして下さい」では誰も見向きもしないが、「オンライン決済に便利な分散型台帳機能付きの暗号通貨を買って下さい、暗号通貨を早く購入した人ほどキャピタルゲインが見込めます」であれば、圧倒的多数の参加者が競って購入することが、ビットコインを含めた暗号通貨の賑わいから明らかになった。

暗号通貨の購入は未公開株への投資と同じことだが(株主の権利に相当するものでは無く、マイニング報酬が存在する)、誰でも購入できるということは、未公開株ではなく非上場公開株といったほうが適切かもしれない。

かつてフリーソフトウェア運動をオープンソースと言い換えてから利用者の印象が変わったが、暗号通貨についてはオープンソース+決済用分散DB+キャピタルゲイン+マイニング報酬(インカムゲイン相当)となっている。

利用者にとってのメリットは、その暗号通貨で購入できるモノが(電子コンテンツで構わない)、自国通貨と暗号通貨の二重価格で表示されていて、そしてあわよくば暗号通貨での購入のほうが割安であれば、暗号通貨を決済に使うメリットはある。
また暗号通貨であれば、税によって政府に補足されにくいというメリットがある。(現在の政府は単なる個人間の交換行為や家族内の贈与にまで税を設定している)

AさんとBさんが何かのモノを交換する際に、暗号通貨という実態の無い単なるデータによって決済を行えば、それは法定通貨「円」による売買では無いために、消費税等の税を政府に払わなくても良いとなる。

特に電子書籍やオンラインラジオ、オンライン動画など、物理的実態の無いPC上のデータを互いに売買する際に暗号通貨を使えば、実態の無いモノに対して実態の無い bit を交換決済していることになり、これを現在の法律で税にかけることは難しい。
 (将来は実態の無いデータの交換に対しても政府は税をかけてくるだろう、人が存在すること自体に税をかけるのが政府にとっての理想であるため。「呼吸税」とでもいうべきものが政府の理想の税制。)

よって多くの人にとっては、特に趣味の範囲での行為、営利目的では無いが自分の製品やサービスに対して最小限の対価が欲しくて販売するもの・・・それは趣味のアクセサリー販売や、同人コミックの製作や、演奏してみた動画など、営利ではないが最低限の対価で販売したいと思うものについては、暗号通貨による決済が普及する余地がある

そのためには、

・個人のスマートホンで簡単に決済できること
・法定通貨と暗号通貨の二重価格であり、かつ暗号通貨で購入したほうが割安に見えること

が必要。
同人漫画の店舗販売は法定通貨「円」だが、同人漫画の電子書籍オンライン販売なら「ビットコイン」といった方式でも構わない。


さらに、生産者側から見れば(例として同人漫画の作者) 、良い暗号通貨とは保有時間とともに対円での価値が上がっていく暗号通貨ではない。流動性があり、決済したい時に素早く決済できて(Suicaなど交通系ICカードと同じくらいの決済速度)、価格レンジが明確であるような暗号通貨が好まれる。(暗号通貨を墓場まで持っていくことはできないが、自分が書いた漫画の紙面は墓場まで一緒に持っていく事ができる。)

すると暗号通貨は、流通の初期にはまるで未公開株のような乱高下を、対法定通貨で描くが、利用者が増えるにつれてその交換価値は安定していき、価格レンジを形成するはずである。(≒暗号通貨は普及すると共に、株価のようなチャートから為替のようなチャートに変化する)

そして普及し支持される暗号通貨とは、コンテンツ生産者、特に物理的実態の無いデジタルコンテンツの生産者や、オンライン配信サービス事業者が、どの暗号通貨での決済を認めるかによって決まっていくだろう。(取引所が支持するのはマイニング報酬があり流通量の上限が決まっているビットコインだが、コンテンツ生産者がそれを支持するとは限らない)

すると、以下の話も真実味を帯びてくる。


「ビットコイン 普及への道筋」 ― 堀江貴文氏に仮想通貨の真価を聞く | ビットコインの最新情報 BTCN|ビットコインニュース
http://btcnews.jp/the-road-to-mass-of-bitcoin-horie-takafumi-interview/
 >だから僕なんかは例えば、日本でビットコイン長者はできるはずがないからモナーコインを普及させた方がいいよって言ってるじゃないですか。多分、モナーコインとか、メディアに取り上げられたらまた爆騰すると思いますよ。
はっきり言っちゃうと人間ってみんな下世話だから、下世話なところからしか普及しないんですよ。
あなたみたいに、ビットコインに思い入れを持ってる人っていないわけですよ。皆どうでもいいわけ。99%以上の人はビットコインがどうなろうとどうでもいいんですよ。でも、ビットコインが儲かるよって言ったら、ワーッとくるわけです。
だから、例えばモナーコインを普及させて投機を促進させるってとこで、「モナーコインで儲かったぜ」って人が増えてくると、「え、仮想通貨って儲かるの?」って話になるわけですよ。


 コンテンツ生産者やオンラインサービス事業者(ニコニコ動画、YouTubeほか動画配信サービス等)がどの暗号通貨を支持するかによって、暗号通貨のシェアが決まる。
そして暗号通貨の用途は、物理的実態が無いものの交換、すなわちデジタルコンテンツの趣味レベルでの売買に向いている。




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2017年4月26日水曜日

ビットコイン価格はwaiting for The Big Shortか?


ビットコインが使えるお店を公開~両替手数料不要の魅力!
http://interestyou.info/Bitcoin-shop.html
>ビットコインならば、この両替手数料が不要です。

「ビットコイン」払いが常識に? 家電・飲食店も導入進む – MONEY PLUS
https://moneyforward.com/media/career/31269/
家電小売業界のなかでビットコイン導入に先手を打ったのがビックカメラです。
同社は4月7日より、有楽町店、新宿東口店の都内2店舗にて、ビットコイン決済の試験導入を開始。日本最大の仮想通貨取引所「ビットフライヤー(bitflyer)」のシステムを使うことで、1会計につき10万円相当までのビットコイン払いを可能にしました。またその際も、現金で支払った場合と同率のビックポイントが還元されるそうです。
チャートはcoincheckのトレード画面。

ビットコイン価格はトランプラリーの前が75000円前後で、そこから2倍近く上昇している。
しかしそれが実需とは考えにくく投機的な買いが先行し、値幅を伴って上下している。ビットコインの最小単位がsatoshi(ポケモンの主人公と同じ名前)であることも知らないような人々がビットコインを買っているために価格は上昇を続けているが、物理的な商品やサービスの支払いがビットコインでできるようになるにつれて、上値では必ず実需売りに押し戻されるはずであり、また投機もそれを狙って空売りを仕掛けて来るだろう。
目先の上値抵抗は15万円で、GW期間中に(旅行に伴って)ビットコインが使われやがて実需売りが発生すると考えると、GW期間前の現在の価格は、既に空売りが有利な水準と見て取れる。

ビットコインが実需で使われるなら大型連休よりも前に(思惑も含めての)買い、その後に実需での売り(≒円買い)となるはずで、目先連休前では15万円に引き付けたところで売り好機となるのではないか。

北朝鮮問題が再度注目されるなら、暗号通貨の中で最も売買高が大きくシェアのあるビットコインに資金が集中するであろうが、戦争が無いならばリスクオンとなり、その場合はビットコインよりも他の暗号通貨のほうが思惑買いが出やすいだろう。

ビットコインはシェアとそのデフレ的な性質から、リスクオフ時に買われる暗号通貨という立ち位置になるのではないか?

ビットコインの天井が15万円であるかどうかはわからないが、0.00000001BTC=1Satoshi のため、1銭=1satoshiと仮定すると、10万円で0.1BTC、1銭=10satoshiなら10万円で1BTC、1銭=100satoshiなら10万円で10BTC。

大雑把に、10万円よりも上ではBTCは売り有利に見えるが、相場はついている値段が現在の市場の評価であり、今のところは1BTCに15万円が妥当と見ている市場参加者が多いということ。(近い将来、1BTC=1万円になるならば、現在のビットコイン価格から15分の1のBig Shortだが、近い将来そうなるかは誰にもわからない。)(1BTC=150000YEN から1BTC=10000YENへ下落した場合、空売りの差益は1BTCあたり140000YEN。)(そもそも発行量が限られているデフレ通貨を好むのは誰か?それは既得権益者であり、インフラ企業、行政公務員、年金生活者など。一般人がデフレ通貨を握ったまま過ごせばどうなるかは、日本の失われた25年が示している。≒円の価値が低くなるとかではなく、インフラ企業・公務員等の既得権益者の力が増すのが長年のデフレ政策の本質。日本とアメリカの株式市場の指数採用銘柄が、それぞれ時代と共に入れ替わっているかを見ればよい。)


元は銀行の海外送金に手間と手数料がかかることからビットコイン等が支持されているため、銀行の送金手数料が安くなれば、手間がかからなくなれば、暗号通貨への需要は減る事になる。

新興国通貨では、自国通貨で持つよりも暗号通貨で持ったほうがいいという需要が見込めるが、日本では円の価値が安定しているために(≒デフレ)、日常生活で暗号通貨で資金を持ったり決済をするメリットはほとんど無い。(知の交換行為を政府に税として取られたくないという需要、デジタルコンテンツの売買には暗号通貨を活用するメリットはある)

暗号通貨の対円での価格上昇は(新興国の利用者ような自国通貨への不信任投票ではなく)投機目的での保有がほとんどであろう。そして、新規参加者はチャートの上昇形状に反応して、買いを入れている。

暗号通貨の購入は、開発者に対しての投資であるし、初期投資者(マイナーを含む)への投資であて、そのリターンは売買差益(キャピタルゲイン)によってもたらされる。
暗号通貨のマイニングを行わない一般購入者は金利収入に相当するものは無いため、株式・債券投資よりも不利なはずであるが、「値上がりしている」という理由でのみ買っている。
値段が高いものほど(対円でのレートが高いものほど)価値を感じる性質を利用するために、暗号通貨も、株価も、その価格は日本円で数百円~数千円から数万円台を推移するように単位設定されている。

もしもライブドアの株価が、株式発行数が多いために1株あたり0.5円であったら、 誰も見向きもしなかったのではないか。1ビットコインあたりの価格がもしも0.5円であったら、同じく誰も見向きもしないが、1ビットコインあたりの価格が10万円程度であれば、それは金貨や銀貨より価値があると人々は考えて、我先に買おうとするのだろう。
(10の8乗サトシを14万円で買えると言われて買いたくなるか、1BTCを14万円で買えると言われて、、、なるだろうか。)



CryptoCurrency Market Capitalizations
https://coinmarketcap.com/
暗号通貨のドル建て時価総額ランキング

「ビットコイン 普及への道筋」 ― 堀江貴文氏に仮想通貨の真価を聞く | ビットコインの最新情報 BTCN|ビットコインニュース
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2017年4月25日火曜日

戦術核までなら株買いか、下げてもAIが売ってくれるとの安心感か


フランス大統領選挙の結果(決選投票へ)と、トランプ政権の減税案への期待から上昇したとされるドル円、釣られて上がった日経平均株価。

この後、北朝鮮の核実験とアメリカ軍による攻撃の可能性があるが(25日午前中時点)、実際に核が使われたとわかるまでは、ミサイルは通常弾頭のみの使用だという前提で戦争特需を株価に織り込むのだろうか。

もし北朝鮮が核実験を行っても、そのニュースがTwitter等で流れた瞬間に、ヘッジファンド等が運用するAIシステムが自動的に手持ちポジションを解消してリスクオフに備えるようになっているとすれば、現時点でのドル円や日経先物など流動性の高い市場では、他市場よりも先にリスクオンになる(そして報道が出ればリスクオフに転じる)と考えられる。

週末には何が起きても対応できないが、市場が開いている時間帯であれば、AI等を運用に使っている大手ファンドでは、急なニュースにもある程度自動的に対応できるため、(流動性が高い市場では)安心してリスクオンのポジションを持てているのかもしれない。


Twitter引用:核弾頭が載ってる可能性があるのは射程の低い順にノドン(〜100発)、テポドン1(数不明)、ムスダン(数不明)。ノは西日本まで、テとムは日本全域が射程内。ノとテはパトリオットとイージスで落とせる(パだと難しくてイはたぶんいける?)。ムはどうやっても無理。イは4隻×8発しかない

Twitter引用2;ミサイルが飛んでくると騒いでいるけれど、北朝鮮はいったんミサイルを撃ち込んだら経過はどうあれ最後は体制崩壊ということは理解していると思う。だから今は口先で危機感を煽っているのだろう。ミサイル試射まではやるかと思っていたが、それすら米国の攻撃を招きかねず危ないと判断したようだ。


ミサイル防衛システムで撃墜できるミサイルには限度があり、弾数の制限から、おとり弾頭のミサイルに対して先に迎撃ミサイルを打ち尽くしてしまうと、残りの攻撃を防げない。なおアメリカが保有する軍事衛星には、弾道ミサイルの弾頭が核であるかどうかを判別する機能を持った衛星があるとも言われている。

よって基本的には、敵方による先制攻撃の大半は防げない。 衛星やドローンを使って事前に発射の兆候を掴み、こちら側が先制攻撃をするか、偽旗作戦で世論が沸騰する程度の被害を作り出すか、となる。


金委員長が視察 長距離砲による砲撃訓練
http://www.news24.jp/articles/2017/04/25/10359839.html
結局、北朝鮮の現政権は核実験ではなく軍事演習のみを行った模様。25日夕方報道。

ドル円と日経平均は上昇しているがまだ4月底値から反発の範囲で、リスクオンで上げたといえるのは北朝鮮の核実験の可能性が薄れていく明日26日以降からだろう。日経先物はナイトセッションで4月最高値に到達している。

韓国の大統領選挙は5月9日に予定されていて、少なくともここまでは北朝鮮が核実験を行わないとすると、今後2週間はリスクオンの可能性が上がる。また年金勢等の機関投資家は4月末から株買いに出動するとも噂されている。

しかし現在のドル円水準で日経平均20000円以上は割高。 下記サイト参考。

日経平均PER PBR 日経平均株価適正水準
https://nikkei225jp.com/data/per.php
もしもドル円が現在の水準で半年以上安定して推移するなら、日経平均は22000円台に到達可能か。

ヤマト運輸、宅配便運賃を値上げ検討 「金額や時期は調整中」 - ITmedia NEWS
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1704/25/news074.html
インフレを連想させる報道だが、宅配運賃は元々安すぎる(残業代未払い等もあり)との指摘からすれば、適正価格の範囲内か。 



サビ残の不払額が27兆とか盛りすぎだろって思ったけどヤマトが少なくとも190億円の未払残業代払うわって言ったときの対象社員が47000人で一人あたりが40万円なんだけどこれを日本の就業者数6470万人に掛けると25兆8800億になって根拠ない推計じゃ無さそうって帰りたさが出てきた



イオン、食品など254品目を値下げ | マイナビニュース
http://news.mynavi.jp/news/2017/04/11/295/
デフレを連想させる報道。生活必需品の値下げは(商品が同じ量で価格を下げるならば)、デフレ傾向を意味する。

POS-CPI - 経済社会リスク研究機構
http://risk.ier.hit-u.ac.jp/Japanese/nei/poscpi.html
一橋大学消費者購買価格指数は、インフレ傾向にはなっていない。

インフレするならば株価はバブルへ、インフレしないならば、円高と共にアベノミクスは終幕へ。(株価は失われた25年のレンジ範囲内へ戻る)

今週は日銀の政策決定会合もあり、市場の事前コンセンサスは政策変更無しとなっている。

Fear & Greed Index - Investor Sentiment - CNNMoney
http://money.cnn.com/data/fear-and-greed/

CNN発表のアメリカ市場・恐怖と欲望指数は、中立へと値を戻しつつある。


アマゾンのKindleストアで投資分野を扱ったコミック「インベスターZ」がセール中、15巻までが安売り。
かつて戦時中の日本の企業株価についてもこの作品中で語られている、8巻にて。


2017年4月23日日曜日

リスクオフ円安、リスクオフ暗号通貨高


新時代に入った日本2 | ガメ・オベールの日本語練習帳v_大庭亀夫の休日
https://gamayauber1001.wordpress.com/2017/04/23/pence/
>ペンスの環太平洋歴訪はアメリカの先制攻撃を周知するためのもので、ペンスがアメリカに戻る26日から数日で北朝鮮への先制攻撃をするのではないかという趣旨の記事を書いている。

【警戒警報発令】25日から27日がⅩデーと云われているのに、政府閣僚はこぞって外国に避難とは!?|wantonのブログ
https://ameblo.jp/64152966/entry-12268241571.html
>米軍の空母打撃群と海上自衛隊の護衛艦が
23日から共同訓練を行い、北朝鮮への圧力を強める。

「中国、米国の北核施設打撃を容認? DMZは越えるな?」 | Joongang Ilbo | 中央日報
http://japanese.joins.com/article/376/228376.html

ウクライナ通貨危機、月間64.5%のハイパーインフレに突入しビットコイン特需に | ビットコインニュース
http://btcnews.jp/ukraine-currency-get-hyperinflates/


マストドンなるWEBサービスが急にネットニュースで取り上げられるようになったが、その名称が北朝鮮の保有するミサイルと似ている事に疑念を抱かないのは、日本がまだ平和な証拠ともいえる。

3.11の時も、全国の学校が春休みに入る時期で、子供を逃がしやすかったという点で都合の良い時期だった。今回のGW前という日程も、それと同じではないか?

25日早朝がもっとも核実験の可能性が高いと言われるが、実施の場合、ただちにアメリカ軍がトマホークを打ち込むのではなく、日本側の日程を考えると、28日金曜日の午後から夜間(アメリカ時間早朝)にかけて攻撃開始ということも考えられる。

24日にドル円と日経平均が上昇したからといって、それが市場の安心感や期待を示すものではないということに注意したい。
26日水曜日の米国市場時間に減税案が発表されるとの報道もあったが、アメリカ市場が盛り上がっても、日本市場にそれが感染するためには、核実験が無い事と、アメリカ軍による軍事行動が無いことが確認されなければいけない。

 もし北朝鮮の核実験があれば、その後のアメリカ軍による攻撃、そして反撃のリスクは極めて高まる。

リスクオフ連想からはビットコイン等の暗号通貨も買われやすいはずだが、15万円という上値抵抗が見えているビットコインよりも、他の暗号通貨が買われやすいのではないか。

核戦争が連想されると、自宅に保有している現金等の意味が無くなるため(焼失の危険性から)、家庭内保管よりも、北米データセンターにサーバーがあるとされる大手銀行等への入金および一部暗号通貨買い、金銀などコモディティ買いが起きるだろう。

暗号通貨については、海外取引所もしくは海外VPSのウォレット保管であれば日本の核リスクを避けられるが、国内取引所への入金では、その取引所を運営する企業と使用するデータセンターの位置に依存する。


防災速報(無料):地震、津波、ゲリラ豪雨などの速報がメールやスマートフォンアプリに通知 - Yahoo!防災速報
https://emg.yahoo.co.jp/

NUKEMAP by Alex Wellerstein
https://nuclearsecrecy.com/nukemap/
核ミサイルの影響範囲を地図に表示するWEBサービス
1 Tokyo, Japan   2  North korean Weapon tested 2013 を選択してDetonateボタンを押す。


銀行のサーバーコンピューターはやはり本店にあるのですか?
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1116479456

日本人の男、9・11博物館で塩まいて避難騒ぎ - 産経ニュース
http://www.sankei.com/world/news/170422/wor1704220010-n1.html
 >男性は日本のパスポートを所持しており、テロ犠牲者を追悼するため塩をまいたと話したという。

上記報道は、日本のパスポートを持っている北朝鮮の工作員による犯行も疑われる。

Bitfinexを初めとする取引所の入出金停止 | イーサリアム・ジャパン
http://ethereum-japan.net/bitcoin/bitfinex-tether-withdraw-problems/
>4月13日から発生している$USD引出し問題

上記記事、暗号通貨の人気の高まりから、一部のドル圏の銀行が暗号通貨の取引所へ妨害行為を行っている?


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ライトコインは月(LTC/BTC=0.25)への打ち上げロケットか?

Litecoin 最高値更新!! - 主に暗号通貨の話
http://d25joh-1.hatenadiary.jp/entry/2017/04/23/095439
ライトコインが15.6ドルを抜いた。

ライトコイン価格もバブル化しているが、バブルの際には価格に天井は存在しない。
ライトコインが1000ドルになるかもしれないし、ライトコインが対円で10万円を超えるかもしれない。
はっきりとわかるのは、今ライトコインを空売り(ショート)する事はできないということのみ。

ライトコインでsegwitといわれる技術的改良が行われることは確定したが、事実売り=いわゆるsell the factにはなっていない。
ライトコインを買っている投資家は、ビットコインの改良が停滞している隙にライトコインがシェアを伸ばす事を想定して、数ヶ月以上の期間で考えて買っているのだろう。

当面の価格・売買高目安として、イーサリウムの存在があり、ライトコインがイーサリウムを抜くか注目となる。

CryptoCurrency Market Capitalizations
https://coinmarketcap.com/
暗号通貨のドル建て時価総額と取引高。ライトコインは現時点でイーサリウムの6分の1の規模。


ドル円と日経平均225オプションのブログ: ライトコインがsegwitの思惑から急上昇
http://mt4fxcharts.blogspot.com/2017/04/segwit.html
>ライトコインの発行量は ビットコインの発行量の4倍と予め決められているが、単純に考えて LTC/BTC=0.25  (1BTCで4LTCを入手できる 1LTCで0.25BTCを入手できる)
を理論価格とすると、(以降訂正)現時点で 0.01 すなわち理論価格の4%でしかない。

注意として、上記はビットコインとライトコインに技術的な差が無い事を前提にしている。ビットコインのほうが優れていればビットコインとライトコインの差はますます開き、あるいは人気が出れば、差は開く。

株価のように企業の収益見通しによる理論価格があるわけではなく、暗号通貨の現在の価格は人気投票、将来への期待値が主となっている。



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2017年4月22日土曜日

プロレスか、筋書きの無い歴史か

比沖で艦載機事故=朝鮮半島向かう米空母 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News
http://www.afpbb.com/articles/-/3126013
>>4月22日 時事通信社】米海軍は21日、原子力空母カール・ビンソンがフィリピン南方を航行中、艦載機が着艦しようとした際に何らかの事故を起こし、操縦士が脱出、救助されたと発表した。

ニミッツ級原子力空母は化け物
http://barbarossa.red/nimitz-class-aircraft_carrier/

北朝鮮に対してトマホークによる攻撃と、航空機による空爆を実施すれば、当面の最悪のシナリオは戦術核による韓国および日本の基地の破壊、近隣都市の破壊であり、被害が大きすぎるため攻撃できないはず。

21日時点でもフィリピン沖にいるようだが、トマホークの射程が日本列島と同じくらいであるため、今北朝鮮が核実験を行っても、攻撃は可能。

(独裁政権の)中国にとって最悪のシナリオは、北朝鮮の政権・軍事施設のみが限定空爆で破壊されて、民主的な政権ができてその後に韓国と統一され民主政府ができること。
中国にとっては現状維持が最も好ましい。
 

安倍晋三首相は、ペンス副大統領から「総辞職か、解散か、どっちか選べ」と問い詰められ「6月に解散する」と答えた ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK224
http://www.asyura2.com/17/senkyo224/msg/434.html

北朝鮮について何も起きなければ、6月解散で都議会と同時期に衆院選?
北朝鮮の核実験から空爆、戦時体制になれば解散どころではなくなる。(与党有利となるが、日本のどこかが核攻撃されれば話は別)

結果として、とても日本株を買うような状況には見えない。
4月中に北朝鮮問題が収束すれば、そして日露首脳会談で何らかの成果が明らかになれば、政権与党有利のまま選挙突入もあり得る。

日本の現政権にとって最良のシナリオは、核実験・限定空爆により北朝鮮首脳部のみが壊滅・その混乱の中で拉致被害者の救出・日露首脳会談で成果あり・暗殺された金正男が実は生きていて北朝鮮で傀儡政権が樹立、といったあたり。

しかしトマホーク・航空機空爆を実施した時点で(北朝鮮首脳部が壊滅しても)反撃により少なくとも韓国主要都市が通常弾頭で攻撃されるのは間違いないため、大量の難民が発生する事もあり、拉致被害者の救出よりも遥かに多くの犠牲者が出る事となる。

すると、指導者の暗殺が最小被害、最大効果が見込める。
中国側から見れば北朝鮮の体制転覆と傀儡政権・民主化は見過ごせないが、瀋陽(しんよう)軍区の軍が北朝鮮国内に入るかは不明。韓国軍が38度線を越えない限り、中国軍の侵入も無しか。



25日に核実験があるとされるが、その日まではリスクオフ。核実験実施なら空爆と反撃の思惑からさらにリスクオフ。
25日に核実験無しならば、現状維持で日本市場はNY市場とドル円相場次第。
25-28日まで核実験無しでも、週末から日本のGW期間にかけて核実験の可能性が残る限り、日本株の上値は重いまま。
ただし週末にフランス大統領選挙の1回目投票があり、極右勢力の勝利が無いならば、安心感から(貿易黒字の)ユーロ買いが連想され、ユーロ円は日本側がリスクオフでも上昇か。


ビットコイン等は、リスクオフでも買われるだろう。
リスクオンではアルトコイン有利、リスクオフではビットコイン有利か。


2017年4月21日金曜日

ライトコインがsegwitの思惑から急上昇


0.00986000 LTC/BTC Market - Poloniex Bitcoin/Cryptocurrency Exchange
https://poloniex.com/exchange#btc_ltc
ライトコイン/ビットコイン価格チャート

2017年3月のビットコイン騒動で、他の暗号通貨が資金の逃避先として一斉に買われたが、その後ハードフォーク騒動が収束しても、ライトコイン等の対ビットコインレートは元に戻っていない。

これは、ビットコインのブロックチェーンがそれ自体にはまださほど価値が無いこと。(DNSのような基幹サービス提供ではない)
ビットコインへの期待感からビットコインが買われていたのであり、もしもビットコインの開発が進まないようだと、ユーザー側としては他の暗号通貨で同じような事ができるならばそれで構わない、という行動を示唆している。未公開株を買うのと同じような意識で、ユーザーは暗号通貨に資金を投入している。

ライトコインはsegwitといわれる技術的改良をビットコインよりも先行して導入する方向であり、これが多数のユーザー(投資家)に支持されているようだ。

ライトコインの発行量は ビットコインの発行量の4倍と予め決められているが、単純に考えて LTC/BTC=0.25  (1BTCで4LTCを入手できる 1LTCで0.25BTCを入手できる)
を理論価格とすると、(以降訂正)現時点で 0.01 すなわち理論価格の4%でしかない。

なお、現時点の対円レートでは 
ビットコイン 138148円 ライトコイン 1346.2円
となっている。


ビットコインの開発が保守的である(世界の取引所がビットコインの改良に対して意思統一できない)と見られると、すかさずビットコインの対抗馬に資金が集まるような状況で、良くも悪くも暗号通貨は、一般の個人による未公開株の買い付けのような状況になっている。(従って価格推移も振興株価のように極端な上下動をする)

インターネット黎明期にも消えて行った企業・サービスは数知れず、現在の暗号通貨も、ブロックチェーンに最も価値を持たせられるものが残り、それ以外は消えていく事になるだろう。

価値のあるデータとは何か?(DNS、個人情報、電子証明、端末のGPS記録と相互wifi提供etc、、、)

各携帯端末がブロックチェーンの一部を保持する事に明確なメリットがあるようなサービスを提供できる暗号通貨サービスが最も普及するはずであり、 お互いのスマホ画像を交換するのと同じ感覚で通貨に相当するものを交換できる(そして政府による消費税や贈与税が強制されない)サービスを持つものが、支持されるだろう。

追記。

それまでは、将来値上がりするという思惑相場が継続し、ビットコイン支払いサービスは徐々に普及するが、ビットコイン自体の対円価格については、上値では必ず実需売りに押し戻されるために、徐々にレンジが明確になるだろう。

思惑相場で上昇するのは、ビットコイン以外の暗号通貨ではないか。



なぜビットコインは1994年のインターネットなのか? | ビットコイン研究所
http://doublehash.me/why-bitcoin-is-1994-internet/

「ビットコイン」は5年後には消えている | ビットコインの最新情報 BTCN|ビットコインニュース
http://btcnews.jp/bitcoin-wont-exist-in-the-future/


暗号通貨は、既存金融サービス業者にとって脅威であり、金融・証券株に負の影響を与えるかもしれない。また全てのポイントサービスにとっても、暗号通貨は対抗サービスとなる。

「全資産の10%は仮想通貨」ビリオネア、マイケル・ノボグラッツ氏が表明 | ビットコインの最新情報 BTCN|ビットコインニュース
http://btcnews.jp/1bl9v33b11219/

THE NEW CONTEXT CONFERENCE 2015-レポート(1) | 仮想通貨まとめ
http://virtualmoney.jp/I0000806


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核リスクオフ円安?



ロシア軍が北朝鮮に向け装備移動と報道、大統領府はコメント拒否(ロイター)
 
首相動静を見ると、このところ毎日首相官邸で行われている外務・防衛の実務者レベルでのブリーフィングに防衛省統合幕僚長が昨日・今日と参加している。
 
 
来週から始まる新たなNY市場のラリーを待つのみ | 2525の相場観
https://2525soubakan.com/archives/1163
 

ドル円、日経平均は警戒感が薄れ上昇。一部テレビ報道では「アメリカ政府の連絡ミスがあり空母機動艦隊がインド洋へ行っていた」など。
プロレス経験者のトランプ大統領に合わせたリップサービスか?
一方でツイッターでは戦時体制を予感させる有用な情報が目立つ。また電車等の運行障害は国内工作員によるテロ発生を疑う必要があるだろう。

空母機動艦隊は25日に韓国沿岸到着とすると、仮に北朝鮮が週末に核実験を行った場合、その時点ではまだ移動中となるが、トマホークミサイルは最新型で射程が3000kmあり、日本列島を縦断できるほどの飛距離のため、核実験確認からただちに攻撃は可能なはず。
 
北朝鮮が週末に核実験後、(まだ移動中でも北朝鮮は射程内であるはずの)米艦隊によるトマホーク発射という発表が政府から無ければ、それはすなわち核実験を容認したことになる。
 
容認できないから軍を動かしているはずだが、本当に容認しないのか?
THAAD配備前、韓国大統領選挙前、軍の家族退避前であり(3.11時には米軍の家族は本国に退避した)、本当に空爆を実施するのか疑問。
 
週末に核実験実施、トマホーク発射無し、大統領声明も無し、ならば週明けは不穏な空気でも本格リスクオフにはならず。
 
週末に核実験実施、トマホーク発射有りまたは空爆実施の宣言ならば、 週明けの日本市場は核戦争を織り込み円からの逃避としての円安、日経平均ストップ安、が最悪のシナリオ。(戦争の織り込みならば特需連想からの株買いだが、核戦争の織り込みなら資金逃避だろう)
 
本日の日経225オプション、大外のプットには目立つ買いは入っていないが、5月限15750プットの出来高が4900枚と突出している。

週明けに核戦争の警戒ムードとなった場合、国内の大手銀行は北米の地下データセンターにサーバーがあるとされるため、大手銀行からの資金流出は考えにくい。
 
暗号通貨については、分散型だから大丈夫だろうという考えの一方で、多くの利用者は取引所に残高があるはずで、すなわち海外VPSやローカルのハードウォレット内ではないため、企業・サーバーが破壊されれば意味が無くなる。
よって取引所の会社所在地とサーバーの位置依存となるか。(事前に取引所から海外VPS等に暗号通貨を送信できていれば問題なし)
 
核戦争ムードの場合、主要な幾つかの暗号通貨は対円レートで上昇すると考えるのが自然で、チャートがそのようになるか注目。
北朝鮮が核実験ならば空爆宣言、報復のミサイル発射で核戦争の予兆となるはずだが、トランプが核戦争を避けるような、空爆をやらないロジックを準備しているかにも注目。(プロレスと考えると、急な体調不良すらもあり得る)


中間選挙の年にリスクオフ?


トランプ大統領、日本訪問を検討 11月、アジア歴訪も:朝日新聞デジタル
http://www.asahi.com/articles/ASK4N75H7K4NUHBI037.html

>ペンス氏は東南アジア諸国連合(ASEAN)事務局を訪れ、「米国大統領は今年11月、ベトナムフィリピンで開かれる米ASEAN首脳会議や東アジアサミットアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に参加する」と述べた。

・(Twitter) エルドアン大統領とトランプ大統領の会談 5月16-17日
・(Twitter) 税制改革案を近く発表=ムニューシン米財務長


Just learned that Jon @ossoff, who is running for Congress in Georgia, doesn't even live in the district. Republicans, get out and vote!
(ジョージア州の民主党候補を批判) 


現在韓国にはまだTHAADが配備されておらず、アメリカ軍による北朝鮮の空爆があるとは考えにくい。(潜水艦からのトマホークと、空母3隻集結後の航空機による爆撃)
韓国の東の海域にはロシアのミサイル駆逐艦と原潜がいるとされ、予めロシアと話をつけておかなければ北朝鮮への攻撃はできない。しかしシリア問題での対立があるため、ロシアが北朝鮮への空爆を容認するとは考えにくい。
もしも空爆を実行した場合は、ロシアと交渉済みと考えるのが妥当で、そうでなければ中東と北朝鮮での2正面作戦となってしまう。
韓国は空爆にも反対(将来的に民族統合すれば核兵器を入手できるため、戦争する理由は無い)。
中国政府は韓国へのTHAAD配備を容認できず、しかし現状維持が最も望ましい。次に望ましいのは北朝鮮政府主導による半島の政治統一。
日本政府としては三沢や呉、沖縄の基地が戦術核で攻撃される事は想定しても、横田・横須賀・厚木基地への核ミサイルは避けたいため、北朝鮮への空爆は容認できないはず。

よって今年は中東での軍事行動が主で、北朝鮮情勢については兵器販売のためのキャンペーンに留まるのではないか。アメリカの中間選挙は2018年。選挙直前に下げ相場ではいかにも共和党・トランプ政権にとって不利だが、かといって今年下げ相場にさせるのか?ツイッターでイエレン議長をおだて始めたトランプ大統領は、下げ相場を望んではいないだろう。

トランプがイエレン再指名に傾いた理由|Macro Investment Research Inc.(Tomo NakamaruのViewを原則毎日掲載)
https://ameblo.jp/tomonakamaru/entry-12267575841.html


韓国大統領選挙は5月、イギリスも総選挙に突入、フランス大統領選挙、秋にはドイツ大統領選挙がある。日本での衆院解散総選挙も考えられる。日露首脳会談は4月下旬予定。東京都議会選挙は7月。都議選と同時期に衆議院解散をするか?憲法改正および天皇交代をにらみ公明党と離れたい自民党としては、都議会選挙で小池都知事派の議員がどのくらい当選するかを見てから判断したいのでは。


25日早朝に北朝鮮の地下核実験、リスクオフの思惑から円買い・日経平均大幅売り、しかし空爆は無く、NYダウも下がらずGWにかけて買い戻し、その後月末にかけて実需のドル売り円買いでジリジリと下げるような動きになるだろうか。
貿易収支は黒字、すなわち円高傾向が明確で、日銀の更なる政策発動が無ければ円高は避けられないように見えるが、支持率を気にするトランプ政権がドル円での円安・120円台を容認するようには見えず、 日銀の追加政策に期待はできない。(さらに共和党・トランプ政権としては、対ロシア領土問題で引く気が少ない安倍首相は望ましいと考えているのではないか。)

新しい金融政策や産業にプラスとなる規制撤廃が無ければ、アベノミクスはピークアウトして今後重大な下げ局面を迎える可能性が高い。


なお戦争に伴うリスクオフムードの場合、ビットコイン等の暗号通貨(仮想通貨)については、資金が流入すると考えられる。
特にビットコインに他の暗号通貨からの資金が集中するのではないか。ビットコイン取引に対応する取引所の数の多さと、総発行量が予め決まっているというビットコインのデフレ的な性質から。(長期的にはインフレの特徴を持つ暗号通貨が好まれると想定している。イーサリウム・DASH・segwit成功後のLITECOIN・NEM等に注目)


2017年4月17日月曜日

暗号通貨の役割分担


暗号通貨の役割分担について。

物理的実態が無いはずの暗号通貨も、決済需要と価値の長期保存・価値の長距離移動(特に中国からの逃避か?)需要のために、利用者が増え続けている。

4月14日時点でのチャート、ビットコイン・USドル
3月のハードフォーク騒動が収束して以降、ビットコインは買い優勢の状態が継続している。

4月14日時点でのゴールド・USドル 週足チャート

長期で見ると、ゴールドは対ドルで一時5倍以上。 よってドル資産保有者は、2000年代前半にゴールドを買っておくだけで、資産が数倍に増えていた事になる。

著名な投資家のウォーレン・バフェット氏は、1990年代末または2000年代の前半に「銀貨」の値上がりを予想して大規模な買占めを行ったようだが、その後早期に売却してしまったと、失敗を公言していたようだ。ただしバフェット氏が本当に手持ち銀貨を売却したのか確かめる事はできない



政府が決めた決済・納税手段は円やドルであるはずだが、なぜビットコインを支持する人たちはお互いの決済にビットコインを使おうとするのか。そしてお互いに何を決済するつもりなのか。

それは、物理的実態の無い知識を互いに交換するためであろう。

食料や衣服その他生活に必要な物を互いに交換するには、紙幣やコインなど物理的実態のある通貨で決済なければならない。その際、政府に一定税率の税を払うよう強制されるが(消費税など)、これを逃れる手段は無い。

しかし、人々がお互いに持っている知恵・知識を交換しようとする時に、本やDVDや勉強会でそれを交換し決済しようとした場合、円やドルを使ってしまうと、知識の交換行為が政府に補足され、納税を強制されてしまう。

実態の無い知識を交換するだけの事にも政府の税がかかる事に人々が納得ができなければ、知識の提供を電子書籍や動画配信など電子データとして、またお互いの支払いを実態が無い通貨によって行うしかない。

ビットコインなどの実態の無い暗号通貨は、人々の交換行為の全てに政府が介入し税を徴収する事から逃れるために、選好されていると捉えるのが妥当だろう。

そして暗号通貨による取引・決済に最も適しているモノとは、物理的実態の無い「知識」となる。

ビットコインは、現存する各国通貨と暗号通貨の橋渡しをするためにも使われている。ビットコインの役割は、(実態の無いモノを互いに決済するための)暗号通貨群全体と、各国リアル通貨を中継する役割となる。

そして暗号通貨内において、ビットコインよりもさらに匿名性や決済の利便性に優れた種類の暗号通貨が、人々の知識の交換などに活発に使われる事になるだろう。イーサリウムか、ZCASHか、どのような種類がスタンダードになるかは未定。

政府は人々のあらゆる交換行為に対して課税しようと常に目を光らせているために、政府の監視から逃れようと、暗号通貨の中でも匿名性が高いものには必ず一定の需要が継続してあると考えられる。

従って、暗号通貨の中でビットコインだけが生き残るとか対ドルで値上がりするといった単純な未来よりも、暗号通貨群全体の中で考えて、物理的実態の無い「知識」を人々が互いに交換する事に向いている暗号通貨が、今後シェアを広げていくと考えるのが自然。

全ての取引がビットコインという単一の暗号通貨で行われるのではなく、人々の知の交換に向いた暗号通貨や、人的サービスの交換に向いた暗号通貨など、役割ごとに分担して幾つかの種類の暗号通貨がシェアを保つ事になるのではないだろうか。

そしてシェアを取る暗号通貨のポイントとして、政府の課税から逃れるための匿名性や、契約行為の内容を短いテキストとして保存しておく機能や(スマートコントラクトか?)、個人の取引記録が適切な範囲で開示あるいは隠蔽できる機能などが必要とされるだろう。

これは、例として取引の相手が実名の公開を拒んでも、その人物の「過去の暗号通貨での決済の履歴」が閲覧できれば、その人物が信用できるか否かを判断する材料として十分であるため。
従って、取引履歴の保存と開示について複雑な機能を持った暗号通貨が広く使われるのではないか。

バフェット氏が「銀貨を売却したが早すぎた、間違えた」と発言してもそれが本当かどうかはわからない。他人には確かめようが無い。しかし暗号通貨であれば、匿名性をある程度維持しつつ、他人の取引履歴を参照する事ができる

・物理的実態の無い知の交換に向いた暗号通貨
・ある程度の匿名性を維持しつつ、取引の履歴をお互いに公開する事で、相手が信用できる人物かどうかを判断できる、決済の記録を長期保存・開示できる暗号通貨

 このような暗号通貨の需要がますます高まるだろう。
 

追記。
暗号通貨と物理通貨の橋渡し役 ビットコイン ライトコイン
ビットコインは中国市場による寡占が懸念され、また決済速度の問題、ハードフォークやsegwit問題から、その対になる存在のライトコインが今後台頭する可能性あり。

取引に伴う匿名性の提供  MONELO ZCASH DASH

ブロックチェーン上でのサービス提供 イーサリウム NEM
DNSや各種登記・デジタル証明・著作物の登録、権利配分等?

イーサリウムは公開時にホリエモンが投資した事で日本国内でも有名に。


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2017年4月15日土曜日

西山孝四郎のマーケットスクウェア (2017.4.14放送分)

西山孝四郎のマーケットスクウェア (2017.4.14放送分)

トランプ政権でバノンが失脚
ウィルバーロスはトランプの盟友であり彼はクビにならない
2国間交渉のターゲットが日本になっている
ロスが日本に来るということは、突っ込んだ話、すなわち円高圧力になる
13日エンベロープ、ATRチャネル、フラクタルハイローのチャートについて
ドル円は110円を切れて108円まで
一度は止まるが、また下げるのが通常のチャートだが
もしも円高が走ると105円まで節がなく、トランプラリーの初動まで戻る
金利の長短スプレッドはトランプの初動の位置まで戻っている

ドル円は短い時間足のほうが現在は良い
ドル円は1971年の変動相場制から見ると、日米金利差連動よりも政治連動である
トランプの政策は円安ドル高になるはずだが今はそうなっていない
ラリーウイリアウムズ、季節要因の円高
5月までは季節循環から円高示唆

トランプラリーの上げは1995年よりも早く、見たことが無かった
しかしジリジリ下がる、日本の失われた25年のようだ

金が2000ドルはアメリカのQEで上がっている
他には世界恐慌でもないと金は上がらないが、リーマンで上がったのかという話
インフレに連動するのは株価である
倒産する企業以外は、インフレ率に対して株価9割連動
土地はインフレに6-7割連動
ゴールドは関係ない
究極のインフレヘッジは株である
株や債券は金利・配当がある
FXの金利は国債の交換だから金利差配当が出る
金は配当が無いのでアセットクラスとしてはどうなのか
標準偏差ボラティリティトレードで金もトレードは可能だが、バイアンドホールドには向かない

北朝鮮問題
1971年以来の円高の歴史、何か事が起きると円高になる
なぜ円が逃避通貨になるのかわからないが、危機が起きるとスイスフランと円は買われる
これはマーケットの習慣である
それがまた報われている、震災でも円買いが正解だった
それはバイアスだが、そうなっている
アメリカの雇用統計も数字は誤差の範囲内だが、市場の反応はそれで円高・円安に動いている
マーケットは間違ったことを平気でやることがあるが、マーケットは常に正しく
価格そのものの分析をしたほうが良い
日本は太平洋戦争で負けてから弱腰になった
ベルリンの壁崩壊の時代までは対米従属をやっていたほうが、都合が良かった

値ごろ感よりチャートのトレンドを見ているが、通常ドル円は5円刻みで動くので、
ドル円は105円まで見ているが、108円は一度はリバウンドするはずであろう
米国債の長短金利差、年内利上げ2-3回は難しいはずである
2年以下の金利はFRBの政策金利に連動して上がるから
長期金利が上がらないのは、債券市場の参加者はこの先の不景気を見ているために長期債が買われている
トランプは言ったことの5分の1もできないだろうとマーケットは読んでいる
トランプは方針転換をして、手っ取り早く戦争は国内の団結がしやすい
オバマケアの問題を先にやらないと財源が無い
減税やボルカールール問題は後回し
賃金はデフレ圧力を受け、貧富の格差も拡大している
ローンは全て債権化され転売されているが、破綻が増えていて2007年と似た雰囲気になっている
2007年にイールドカーブがフラット化したときと似ている
ラリーウイリアムズも会員に警告を出すかもしれない
イールドーカーブを見ると株の上値は重い
もしも相場が上に走るとしたら、トランプが奇策を売った時
債券市場は、株や為替よりも世の中をまともに見ているだろう
よって債券の動きに他の市場が連動するはず
アメリカ市場の金融株の動きを見るのが良い
金利差である長短スプレッドが開かないと言う事は金融が儲からないと言う事


2017年4月8日土曜日

西山孝四郎のマーケットスクウェア (2017.4.7放送分)

西山孝四郎のマーケットスクウェア (2017.4.7放送分)

http://www.radionikkei.jp/podcasting/fxms/2017/04/player--201747.html

4/14 アメリカ、為替報告書が発表されるのではないか。
米中首脳会談のさなかにシリア攻撃、巡航ミサイル。
シリア攻撃はトランプの本意ではない。
もともとヒラリーがやる予定だったシナリオをトランプがやらされている。
バノンがNSCから追い出された。

アメリカの金利を見ている。
年内あと2度は利上げをする。
その割に長期金利が上がらない。
債券市場の見方は株式市場を異なる。
不景気を読んでいて、そのため債券が買われる。
ガントラックも債券に強気であろう。
トランプはやりたいことができないだろう。

シカゴCFTCポジションは減っている。
金利の上昇に賭けるポジションが減った、投げている。
当然ドル円も上がらない。
ここにきて売りトレンドの傾向、標準偏差が上昇している。
シカゴの円ポジション、まだ円売りが多い。
日経平均は売りトレンド。
アメリカの長期金利が上がらないことが根本。
日本とドイツはアメリカの為替監視国に入る。
トランプが口先介入できるのは為替くらい。

日本株は上がらないがNYについては、、、
金融機関は長短金利差で飯を食っている。
日本の地銀は苦戦している。
短期と長期の金利差がなく利ざやが取れない。
アメリカも長短のスプレッドが、トランプラリー初動の時と違い
今はスプレッドが狭くなっている。
まだイールドカーブは右肩上がり、スティープ化。
この状態でFRBが利上げすると2年以下の短期金利が上がり長期が上がらないと
株の暴落の準備が整う。

チャート、4時間以下ではトレンドが出ているが日足では出ていない。
債券市場はトランプラリーを諦めてもう投げている。
株や為替ではまだトランプラリーのポジションが溜まっている。

ユーロ円、売りトレンド。標準偏差が上がっている。
豪ドル円、これも売りトレンド相場。
ドル円だけ日足ではトレンドは出ていない。
ランド円、トレンドが出ている。
相場は加熱はしていない。
不動産業者に会うと、高すぎて買えないといっている。
加熱感はないがリーマン前の水準を超えている。

株価3-5月に上に走っても、その後夏にドカンと来る可能性はある。
歴史は繰り返すとは限らないが、イールドカーブがフラット化してきたら
株にとって死刑宣告になる。
まだそこまでは行っていない。
利上げの余裕があるうちは問題ない。

このところ、5月に株が買われる現象もある。
末尾が7の年という説も広まっている。
確率的には4月末で株を閉めたほうがよい。
今年まだトランプの政策は1つも出ていない。
6月利上げは株にとって良くない。

個別株、米株はよい循環が出ているものもあるが、全体的に割高。
金利がゼロに近いため相対的に割安のものはある。

ヒラリーをかついでいたネオコン(軍産複合体)とエスタブリッシュメントに反旗を翻してトランプは大統領になった。
バノンとウィルバーロス、ナバロ、クビになったマイケル・フリン、このような陣容がトランプ政権だった。副大統領ペンスも。
しかし政権内の数はまだヒラリーをかついでいた時の派閥が強い。
バノンがNSCから追い出された。ネオコンとしてはしてやったり。
トランプもアホではない。
トランプが大統領を継続できなくなるのは弾劾か暗殺か。
今は政権内で旧勢力の巻き返しが起きている。
マークファーバーは12月にこのように予想していた。トランプは何も出来ず大統領として現実的になるだろう。
メキシコ国境壁は予算から取り下げられている。
歴史的に見ると反乱に成功した反逆者は、かつて自分達が非難し駆逐した勢力の手法を取り入れる。

重要ポストの指名はまだ、省によっては半数くらいポストが決まっていない。
共和党多数の議会でも、フリーダムコーカス、自由議員連盟、右派保守系、40人ほどがいる。
この連中は裏切りが出ない。
これがトランプの政策を通す障害になっている。
副大統領のペンスはグローバリストで、トランプとは違う考え方。
今はTPP離脱以外何もできていない。
オバマケア代替法案は失敗、ボルカールール撤廃もまだ。
減税は5月予算教書で内容が明らかになる。
ムニューシンは8月まで決まらないと言っている。
インフラ投資はどこに配分するか揉める。
政策に時間がかかると、言いやすい日本にたいしていろいろ口先を出してくる可能性が高まる。
日経平均の上昇がついてこないのはこのようなトランプ政権の問題がある。
ウィルバーロスは貿易で日本が最優先と発言していた。
ゼロ金利だがREITや商業不動産、自動車はサブプライムローンで売れていたので金利が上がるとしばらく売れなくなる。
トヨタ株はアンダーバリュー、落ちたら買おうという投資家は多い。キャッシュフロー的に優秀な企業のため。
キャッシュフローを設備投資高で割ると良い銘柄が出てくる。

子供が留学するので調べているが、ブラジルの大学の5年分がアメリカの州立大学の1年分の学費。
出来る奴は奨学金を取る。
ウォール街は嫌だが3年ほど我慢して働く、奨学金を返すという学生が多い。
欧州のほうが大学の学費が安い。
日本は活気が無い、少子高齢化。



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