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2017年4月21日金曜日

ライトコインがsegwitの思惑から急上昇


0.00986000 LTC/BTC Market - Poloniex Bitcoin/Cryptocurrency Exchange
https://poloniex.com/exchange#btc_ltc
ライトコイン/ビットコイン価格チャート

2017年3月のビットコイン騒動で、他の暗号通貨が資金の逃避先として一斉に買われたが、その後ハードフォーク騒動が収束しても、ライトコイン等の対ビットコインレートは元に戻っていない。

これは、ビットコインのブロックチェーンがそれ自体にはまださほど価値が無いこと。(DNSのような基幹サービス提供ではない)
ビットコインへの期待感からビットコインが買われていたのであり、もしもビットコインの開発が進まないようだと、ユーザー側としては他の暗号通貨で同じような事ができるならばそれで構わない、という行動を示唆している。未公開株を買うのと同じような意識で、ユーザーは暗号通貨に資金を投入している。

ライトコインはsegwitといわれる技術的改良をビットコインよりも先行して導入する方向であり、これが多数のユーザー(投資家)に支持されているようだ。

ライトコインの発行量は ビットコインの発行量の4倍と予め決められているが、単純に考えて LTC/BTC=0.25  (1BTCで4LTCを入手できる 1LTCで0.25BTCを入手できる)
を理論価格とすると、(以降訂正)現時点で 0.01 すなわち理論価格の4%でしかない。

なお、現時点の対円レートでは 
ビットコイン 138148円 ライトコイン 1346.2円
となっている。


ビットコインの開発が保守的である(世界の取引所がビットコインの改良に対して意思統一できない)と見られると、すかさずビットコインの対抗馬に資金が集まるような状況で、良くも悪くも暗号通貨は、一般の個人による未公開株の買い付けのような状況になっている。(従って価格推移も振興株価のように極端な上下動をする)

インターネット黎明期にも消えて行った企業・サービスは数知れず、現在の暗号通貨も、ブロックチェーンに最も価値を持たせられるものが残り、それ以外は消えていく事になるだろう。

価値のあるデータとは何か?(DNS、個人情報、電子証明、端末のGPS記録と相互wifi提供etc、、、)

各携帯端末がブロックチェーンの一部を保持する事に明確なメリットがあるようなサービスを提供できる暗号通貨サービスが最も普及するはずであり、 お互いのスマホ画像を交換するのと同じ感覚で通貨に相当するものを交換できる(そして政府による消費税や贈与税が強制されない)サービスを持つものが、支持されるだろう。

追記。

それまでは、将来値上がりするという思惑相場が継続し、ビットコイン支払いサービスは徐々に普及するが、ビットコイン自体の対円価格については、上値では必ず実需売りに押し戻されるために、徐々にレンジが明確になるだろう。

思惑相場で上昇するのは、ビットコイン以外の暗号通貨ではないか。



なぜビットコインは1994年のインターネットなのか? | ビットコイン研究所
http://doublehash.me/why-bitcoin-is-1994-internet/

「ビットコイン」は5年後には消えている | ビットコインの最新情報 BTCN|ビットコインニュース
http://btcnews.jp/bitcoin-wont-exist-in-the-future/


暗号通貨は、既存金融サービス業者にとって脅威であり、金融・証券株に負の影響を与えるかもしれない。また全てのポイントサービスにとっても、暗号通貨は対抗サービスとなる。

「全資産の10%は仮想通貨」ビリオネア、マイケル・ノボグラッツ氏が表明 | ビットコインの最新情報 BTCN|ビットコインニュース
http://btcnews.jp/1bl9v33b11219/

THE NEW CONTEXT CONFERENCE 2015-レポート(1) | 仮想通貨まとめ
http://virtualmoney.jp/I0000806


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