西山孝四郎のマーケットスクウェア (2017.2.3放送分)
http://www.radionikkei.jp/podcasting/fxms/2017/02/player--201723.html
要約
トランプ会談前に情報を逐一出している日本政府は、
麻雀でいえば牌を倒しながら勝負しているようなもの
トランプはそんなに甘くない
貿易二国間交渉は、各国にとって不利
アメリカさえよければいいという立場ははっきりしている
覇権国を降りるというスタンス
雇用統計では平均自給の伸びに注目
アメリカの労働者は1億人以上いるため、雇用統計の数字が数万違ってもたいしたことはない
ファンドはトランプ政権に慎重になってきている
11月12月に上げているため、しかるべき調整があるはず
日柄調整か値幅調整か、1月2月をじっくり見るべき
トランプラリーはまだ終わらないと思っている(西山)
レイ・ダリオはトランプ政権に好意的
入国禁止令以降、市場参加者の雰囲気が悪化している
VIXや各種指数からはまだ市場は楽観
シカゴ筋ポジションなど見ても、傾きすぎのため、調整が入るだろう
まだマーケットが崩れないのはアメリカ国債のイールドカーブが立っていて
金融機関が利ざやを抜ける状態のため
長期金利3%以上かつ利上げ3度以上、これをまだ達成していない
トランプはもともと実業家のためウォール街は嫌いというスタンスだが、
ゴールドマンやエクソンモービルなど、人事は金持ちエスタブリッシュメントばかり
株が下がればイエレンとオバマのせいにするだろうが、
当面はバブルを維持する方向だろう
早めにバブルが崩壊した場合、財政出動や壁がやりやすくなるだろう
ドル高でアメリカは困っているという一言でくくれる
貿易収支の仕組みなどトランプに説明しても意味はない
トランプは共和党に気を使っているため、弾劾などは無理だろう
日本政府に対して折れることはまずないだろう
日本側がGPIFでアメリカのインフラへ投資など、土下座外交と言われてしまう
トランプは今のところ筋を通している(有権者に対して)
チャートのパターン分析でブラックマンデーを当てたのはポールチューダー
その通りになるとは、なんともいえない
AI運用でも過去の似たチャート・波形パターンを探すという処理はある
3尊天井なんて稀にしか出ない、ダブルトップはよくある
ドル円20ヶ月移動平均、1971年からずっと機能していたが
過去には白川総裁偽装緩和で1度ダマシ発生、
昨年トランプラリーで20ヶ月移動平均を抜いて、1月でまた下げた
1月2月はまともに相場に組み合うつもりはなく、1時間足での短期トレードのみ
113円どころにある今の20ヶ月移動平均はいつ抜いてもおかしくない(つき足NY終値が重要)
基本スタンスはドル円が下げたら乗る(買う)
今は年金が買っているので下に行かない
110円くらいまでドル円落ちてもおかしくないが、止まるんじゃないか
プラザ合意のような話になったら年金がいくら買っていても焼け石に水
値幅は出ているので取引時間の短期化が良い
シムズ理論について
ゼロ金利下で量的緩和が効かないという話は学者でなくても誰でも知っている
リフレ政策・量的緩和・インフレで借金を踏み倒すという話について、
浜田教授も財政出動して消費税は上げるなという話だが、
これは安倍政権とも合うが、
為替に影響が出る政策については、トランプがそれを許すのかということ
今はレンジ相場なので次のトレンドまち
シカゴ筋のポジションについて
アメリカ国債、かつてのピークを大幅に上回り、ポジションがつみあがっている
これらがある程度投げてもらわないと相場は動かない
NYダウ日足、日柄調整、持ち合い離れを待っている
日経平均、標準偏差とADXが天井をつけたところでオプションを売っていたファンドもある
トレンドはない
ドル円の日足、もう少し下げてもおかしくない
下値抵抗線を割っているのでもっと走ってもいいが、PKOを入れているので走らない
買ってはやられ売ってはやられるの連続になってしまう
5日移動平均をまたいで売ったり買ったり、もし順張りをやっていたら大損する
ユーロ円も同じ
ドル円1時間足、標準偏差もADXも同時に上がっている
ユーロドルの1時間足も同じく、2つのパラメーターが上がっているときは参入する
スマホで確認できる
転換点売買(ADX3期間)もやっている
Ads by Google
2017年2月3日金曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
広告
人気の投稿 上位10件
-
EA LTP-floating systemの直近のエントリーの様子 EURJPY4時間足、エンベロープ15SMA、ATR2.青→がLONG、赤→がSHORTの新規エントリ。どちらもあまりいいエントリとは思えず、すぐに裁量で決済。2つ目の赤→は結果的にEAによる良いエントリ...
-
ドル円、ユーロドルのトレーディングレンジの確認 ドル円の下は112.80円、週足では109.50円。 FOMCでオーダーが一時的に薄いとすると、 下は113円にひきつけて、ロスカットは112.80円割れ辺りでも妥当か。 上は117円のOPバリアが壁になっている。 ...
-
トランプ氏会見以降のドル円ATRと通貨強弱 通貨強弱チャート(≒複数通貨ペアの平均的な値動きの合算表示)、M15ドル円と200EMA・ストキャス、H1ピボット、H4ATRボラティリティ。 トランプ氏会見は新鮮味なく、経済政策への期待が後退してドル売りへ。 4...
-
上場株式の時価総額チャート 長期月ごと 1989年バブル期以降 http://www.jpx.co.jp/markets/statistics-equities/misc/02.html JPX日本取引所の市場別時価総額データエクセルを使用。 赤線は上場...
-
ドル円4時間足、30分足チャート。ATRボラティリティ、volatility target(fx-on有料),エンベロープ、ストキャスティクスヒストグラム。Axioryの板情報EA。 日本市場時間に急落したドル円は本邦機関投資家からのヘッジ円買いの噂、またUSドル・中国...
-
fx-onで販売されているEAの値下げ情報および最近の相場で成績の良いEAの一覧。 12月の国内証券会社タイアップ一覧表はこちら 簡易版商品をセット Sazanami+波乗りBREAK Sazanami EURJPY簡易版+波乗りBREAK GBPJPY簡易版のセッ...
-
2月25日 為替関連ニュースと主要市場のATRボラティリティ 全般にボラ低下だが、NYダウは上昇。円高から日経平均は停滞。豪ドルはまだ上昇トレンド維持。豪ドルとユーロのクロスでは下降トレンド継続。 ドル円は2月安値に接近、過去4年分を振り返ると、201...
-
ドル円、NYダウ、日経225先物、ユーロドルのボラティリティ状況 4時間足。 FOMC待ちのため、全ての商品でボラティリティが減少。 イエレン議長発言は日本時間早朝の予定。 日経は19000円割れ、ドル円は113.50円割れで押し目買いも入りやすいが、日足の終値で...
-
ドル円 1時間、日足、週足ATRの状況 時間足では下を攻めたが日足レベルでは正常範囲の変動で117円へ戻す展開。 このあと119円のOPバリアへアタックか。 ドル円、ユーロ円、ポンド円の日足と、ユーロ円の過去3年分の1月の日足、確認用。 ユーロ円は値幅が拡...
0 件のコメント:
コメントを投稿